入社してからあっという間に26年もの月日が流れましたが、実はその間、出産を機に『中村屋』を辞め、近所で別の仕事を探していた時期があります。子どもと過ごす時間を考えての決断でしたが、環境に慣れ、スタッフとの信頼関係もできていた職場だったので、退職時は『中村屋』への未練も残っていました。やっぱり慣れ親しんだ環境で働きたいと強く思い、もう一度戻れないかと打診しようとしたときに、店長からも「また働いてもらえないか」と声をかけてもらって復職できるようになったのです。仕事と育児との両立は決して楽ではありませんでしたが、業務に関しては段取りをしっかりと把握し、何ごとも先回りを意識して取り組んでいたので、以前より周りから頼られるようになっていました。慣れ親しんだ『中村屋』だからこそできた働き方で、子育てとの両立も想像以上に無理なくできました。今はチーフにまでキャリアアップもでき、あのころ、復職という道を選んで本当に良かっと思っています。
“いつでも楽しく“を胸に、これからも元気いっぱいで働き続けたい。
『中村屋』であり、“自分”だから作れる美味しさを届けてください。
惣菜部門 主任
2011年入社
調理スタッフとして勤めていたレストランが閉店したのを機に、転職活動を開始。子どもたちと過ごす時間を確保でき、経験を活かしながら好きな“食”にも関われる仕事はないかと探していたときに見つけたのが『中村屋』でした。以前と比べ、朝は早くなったものの格段に帰宅時間も早くなり、子どもと一緒にご飯を食べたり、週末に休みが取れたときには遠出をするなど、家族との時間がしっかり取れるようになったのです。それに『中村屋』の惣菜は手作りの品が多く、調理経験を活かせるという点でも最適な職場でした。スキルを活かせるのは、提案したメニューが商品化される際も同じです。材料の細かな分量や原価率、作業工程も一緒に考えて提案するのですが、私の案も何度か採用されたことがあります。中でもヒットしたのが、とびこをふんだんに使用した海鮮巻き。多くのお客様からご好評いただけたうえ、売上も大きく伸びた商品だったので喜びも大きかったです。
お買い物時間を充実したものに。楽しみやワクワクを届け、お客様を笑顔にしたい。
青果部門 主任補佐
2015年入社
『中村屋』へは新卒で入社しました。当社を選んだのは、学生時代に別のスーパーでアルバイトをしていたため、ある程度業界を知れていましたし、何より、慣れ親しんだ地元で働きたいという想いが強かったからです。ただ、学生バイトのころは、牛乳や冷蔵商品の陳列を行う日配をしており、当社ではじめて青果の仕事に携わるようになったので、最初はわからないことばかりでした。まずは主任の下につき、もやしの陳列や葉物の袋詰めといった簡単な作業からスタート。ほとんどの作業は1年ほどでコツをつかめましたが、野菜は季節ごとに並ぶものが変わったり、春はタケノコやフキというように扱う期間が短いものもあるため、四季それぞれの旬の食材や加工方法を覚えるまでは3年近くかかりました。現在は、一通りの野菜についての知識を習得でき、品出しから売場の整理、荷下ろし、袋詰めなどの商品加工、発注業務まで幅広く任されるように。主任補佐へキャリアアップもして、自身の成長を感じています。
レジ・フロア部門 レジチーフ
1995年入社