INTERVIEW 01
スタッフと同じ視点に立って考え、充実した職場環境の実現を。
ONE DAY SCHEDULE ある一日のスケジュール
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出勤・点呼 係長と私の2名でその日1日の作業列車と時間の確認を行い、点呼を取ります。
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車内整備の進捗確認 決められた時間内に作業が終わるように、車内を巡回、点検しています。
また、車内整備に異常があれば、報告を行うこともあります。 -
休憩
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車内整備の進捗確認 休憩後、再び作業に向かいます。整備作業の仕上がり状態も、確認します。
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点呼・退勤
鳥飼事業所
車両整備 係長代理
2010年入社
PROFILE
生命保険の営業職を約10年間経験。売上だけでなく、コツコツした努力が評価される環境を探した末に、当社と出会った。社歴を重ねた現在は係長代理を務めており、誰もが気軽に声をかけあえる、和気あいあいとした職場づくりに向け、現場をマネジメントしている。
Q 担当業務の内容を教えてください。
時間管理だけでなく、スタッフの安全確保にも重点を置いています。
作業の進捗管理という形で、新幹線車両の整備に関わっています。作業の実務にあたるのは、1編成につき24名のスタッフ。係長と私の2名で出発時間までにそのすべてが完了できるよう、車内を巡回点検しています。時間厳守の一方では、安全面への配慮も欠かせません。年配のスタッフも多いので、作業中の転倒や衝突が発生しないよう車内では声かけを徹底し、一人ひとりの安全意識を啓発しています。
Q 仕事中はどのような点に気を配っていますか?
新人時代を忘れることなく、スタッフの気持ちをくみ取れるように。
役職者だからといってスタッフとは一線を引かず、常に同じ視点で接しています。担当車両が到着するまでの待機時間は、職場のコミュニケーションに有効活用。事業所で過ごす時間を少しでも楽しむための場とし、心身両面の不安を解消できるよう努めてきました。これまでで特に印象に残っているのが、登用試験を経て正社員として活躍する女性のこと。「みんなに等しく接するIさんのようになりたい」という言葉は、私の自信につながっています。
Q 仕事のやりがいを教えてください。
より多くの技術を伝え、広められる。新たな充実感を味わっています。
作業者のころはそうもいきませんでしたが、スタッフの仕事ぶりをチェックする側にまわってからは、自分では思いもつかなかった時間短縮の方法を知るなど、驚かされる場面も少なくありません。そんな創意工夫を職場全体に伝えられるのは、やりがいを感じる部分。自分自身がパイプ役となり、個人単位で培われてきた技術を広め、そのなかから各々に最適な方法を発見してもらうことで、職場としての技術力を高めていけたらと考えています。
インタビュー:2019年6月