スタッフインタビュー

子どもたちはもちろん、 職員一人ひとりを大切にする温かい職場です。

中林 玲奈さん
保育士

仙台YMCAでは、仙台市内に4つの保育園を運営しています。その中で最も規模が大きく、現在約120名の子どもたちが通う「YMCA南大野田保育園」の保育士として働くのが中林さんです。大学1年生の時に仙台YMCAで働く先輩保育士の話を聞いたことがきっかけで、大学時代から保育ボランティアとして同団体の保育をサポートしてきました。「初めて園を訪れた当時から、職員みんな優しくて、園全体がとても温かい雰囲気に包まれていました。子どもにも保護者の方にも一緒に働く仲間に対しても、常に思いやりのある言葉をかける先輩たちを見て、一人ひとりを大切にする仙台YMCAで働きたいと思いました」
現在は0歳児クラスを担当。9名の子どもたちを職員3名で見守っています。「最初の頃は、人見知りしやすい子どもとの接し方に悩むこともありましたが、先輩たちが参考になる文献を教えてくれたり、いろんなアドバイスをしてくださったので、少しずつ乗り越えることができました」中林さんがそう語るように、仙台YMCAには、仲間の悩みや不安を一緒に考えて乗り越えようとする風土があります。普段から職員同士が声を掛け合い、周りの様子に気を配っているからこそ、仲間の悩みにもすぐに気づくことができるのです。

「仙台YMCAの保育園はやりたいことができる、働きやすい園です。職員自らがより良い園にするために考えたアイデアがたくさんカタチになっています。一人ひとりを大切にするこの場所で一緒に働く仲間が増えたらうれしいです」

どんな時も私の居場所を用意してくれた職場に、 心から感謝しています。

佐々木清美さん
保育士

高校生と小学生の2人のお子さんを持つ佐々木さんは、現在、「YMCA南大野田保育園」の非常勤保育士として勤務。
各クラスの担任保育士が不在の時に、代わりにクラスを担当する役割として、週5日、午前中のみ出勤しています。
「子どもを産む前は常勤保育士として7年間働いていたので、これまでの経験と母親としての視点や知識をいかして、後輩たちと一緒に考えながら保育の仕事に励んでいます」
実は佐々木さんは、第一子の誕生をきっかけに一度仙台YMCAを退職し、子育てが落ち着いた約8年後に非常勤として再入職されています。昨年には、自身の体調を崩してしまい、約半年間仕事を休んでいた期間がありました。

「再入職する時は、そのことを快く思わない人もいるんじゃないかと心配でしたし、病気になって半年間休んだ時は、
みんなに迷惑をかけて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいで、もう辞めるしかないと悩んだほどでした。
ですが、そんな私に対してみんなが、“待ってたよ”“何も心配しなくていいんだよ”と優しい言葉をかけてくれて、いつも私の居場所を用意してくれました。
人の心の豊かさを感じられる職場で働くことができ、とても幸せだと感じています」

仙台YMCAの保育園は、子どもはもちろんのこと、そこで働く大人も一人の人間として大切にされています。
働く中で万が一のことが起きても、安心して勤め続けられる環境があるのです。
「仙台YMCAはいつでも誰にでも開かれた場所です。扉は重くありませんし、特別なカギもいりません。意欲があれば、皆が温かく迎えてくれますよ」

世代も経験も家庭環境もみんな違うから、 一人ひとりに合った働く形を応援したいです。

郷古祐子さん
児童館館長

郷古さんが仙台YMCAに入職したのは今から約10年前。幼稚園教諭や他の児童館で働いた経験をいかして、富沢児童館の立ち上げスタッフとして採用されました。
「幼稚園で働いていた時、お母さんが元気になると子どもも元気になることに気づいて、お母さんの支援をする仕事に興味を持つようになりました。
実際に、疲れた顔でいらっしゃったお母さんが児童館でお話しながら遊んでいくうちに笑顔になって帰っていく姿を見ると、仕事のやりがいを強く感じます」
現在、同児童館では、午後の学童保育に合わせて出勤する非常勤の職員を含めて計18名の職員が働いています。


「当たり前のことですが、職員たちは世代も経験も家庭環境もみんな違います。
短い時間で働く職員も、それぞれに理由や思いを抱えています。
だからこそ、一人ずつ得意なことやできることを伸ばしてあげて、みんなが輝ける職場づくりを目指しています。
その人の人生に合った働く形を認めて、応援してあげたいんです」郷古さんも、2人のお子さんが小さかった頃に短時間勤務をしていた時期がありました。
自分自身がいろんな経験や働き方をしてきたからこそ、職員の気持ちや悩みを理解して同じ目線からアドバイスすることを心掛けているそうです。
「今は、自分も輝いて前向きでいなければ、みんなのことを輝かせることはできないと思っています。私も含めて、みんなが自分らしく働ける職場にしていくためにこれからも頑張っていきたいです」

何かをできたときの子どもたちの笑顔が この仕事をやっていてよかったなと思う瞬間です。

土橋敬太さん
健康教育事業部

健康教育事業部に所属している土橋さんの主なお仕事は、プール・サッカー指導・受付業務。他に、健康教育事業部では体操や野外活動も。
仕事のやりがいは「子どもたちの笑顔」。スポーツを通じて「思いやりとたくましさを持ち、自分も周りの人も大切にできる人になってほしい」という気持ちがあり、
専門学校の先生の助言でYMCAで働くことになりました。子どもたちの中には、輪の中に入れない人見知りの子も。
「そんなときは、その子の興味のあることを探して一緒に楽しみます。先日は1時間一緒にアメンボ探し。一緒に楽しむことで、次に会った時には壁はなくなっています」

仙台YMCAの魅力は「人柄」と話す土橋さん。「職員同士でいつも誰かが誰かを気にしており、大丈夫?元気?などと声をかけてくれます。仕事だけではなく、私個人の成長や人間性を育ててくれます」専門的な技術の習得だけではなく、心の成長(思いやり、誠実さ、尊敬心、責任感)もできる環境です。

YMCAは「楽しい」を通して、成長できる場。 相手を思いやる気持ちや価値観もスポーツを通して教えています。

川田 泰紀さん
健康教育事業

体育系の大学院で野外教育、野外活動を専攻していた川田さんは、「東北地方で野外教育、野外活動に関わることができる仕事」という軸で就職活動を行っていました。
その時に出会ったのが、野外業界でも有名な仙台YMCA。所属している健康教育事業部では、月に1回の野外活動があり、川田さんは上司の方と企画・運営を担当しています。
「今年の10月は川崎町でバーベキュー、11月は幼児(3才~6才)を連れて太白山へ山登り。YMCAの野外活動は参加者を大切にするメンバーズファーストでとてもあたたかい雰囲気。
自身の得意なことや好きなことを通して、子どもたちとコミニュケーションをとったり、指導して成長を感じることができた時がやりがいを感じる瞬間です。」

現在の川田さんの主な業務は、幼児から小学生対象の水泳、体操クラスでの指導。「スポーツを教育の教材として捉え、子どもたちに指導することで私自身の指導技術の向上はもちろん、精神的にも成長できることも魅力の一つです。」

自分らしく、こころから楽しいと思う活動が 気づいたら仕事になっていました。

山野 克俊さん
健康教育事業部(常勤)

健康教育事業部に所属している山野さんは、小学生の頃から仙台YMCAのサッカーメンバーでした。
就職したきっかけは、大学時代のボランティア活動だったそうです。
「私の中で、いつの時代もYMCAは自分らしくいられる場所でした。
元々理系学科のため、その方向で就職することを考えていましたが、YMCAのサッカークラスの活動や子どもたちが大好きで、
今後も続けていきたいと思い就職を希望しました。」


主な業務は、サッカー・水泳指導、キャンプ引率。身体を動かすことがとても好きなので、
好きなことを仕事にしていることは幸せなことと話す山野さん。「中学生チームは目標があるので、選手たちとその目標に向かって、
トレーニングして課題をひとつひとつ解決していくとこもやりがいです。」多くの子どもたちと毎日会い、
個性を大切にその子たちに合った伝え方や対応をしています。
「生涯を通じてかかわることができる子どもたちの成長が喜びです。」