不動産購入は、それこそ一生のうちでそう何度でもあることではありません。そういった意味でもお客様の立場に立ち、将来を見越したご提案を常に心がけています。その内容は、老後の事。すなわち「終活」までが弊社の役割であると考えています。又、管理会社だからできるご入居した後でも困らない「安全・安心」をお届け出来ます。私たちの仕事は単なる物件紹介ではなく、「幸福」を届けていくことが使命と考えています。

賃貸マンション管理においての一番の目的は、稼働率の向上です。稼働率を上げるには、需要のある物件にする必要があります。建物の維持だけではなく、綺麗なエントランスや宅配ボックスの設置など時代のニーズに合わせた設備導入の提案を行います。提案内容によって極力出費を抑えたいオーナー様にとって耳の痛い話になるかもしれませんが、稼働率を第一に何でも「言える」関係にならなければなりません。言い過ぎず言わなさ過ぎず適度な匙加減が難しいものの、一度オーナー様のハートを掴めば担当者への信頼は強固なものになります。

マンションの管理担当者を他社ではフロントといいますが、当社では、CP（コミュニティプランナー）と表現しています。マンションでの共同生活において良質なコミュニティ形成がマンションの価値を左右する重要事項であることを認識しているからです。コミュニティをプランニングすること、そして資産価値の向上につなげることがミッションになります。居住者の皆様から信頼され、一緒になってマンションをよくする、そんなやりがいのある仕事です。

分譲マンションの管理において財産を扱う仕事ですが、その中でも基幹事務という管理の根幹に関わる業務を担っています。主に、決算書案・予算案作成、会計・出納業務の補助、契約書類作成、お客様の問い合わせ対応等があります。会計と聞くと難しく感じるかもしれませんが、１つ１つの作業は難しくありません。工夫しながら品質を保ち、素早く処理する能力が求められます。コミュニティプランナー（マンション担当者）と連携して、縁の下の力持ちとなって、管理組合運営やお客様の暮らしを陰ながらサポートします。

マンション管理とは仕事の進めかたは異なるものの、建物の資産価値の維持・向上を目的として活動することはビルメンテナンスにおいても同じです。具体的には日常清掃をはじめ建物の修繕や設備のメンテナンスはもちろんのこと、各種法律の改正などに対応するための提案や、維持に要する資金の運用方法のアドバイスを行います。私たちが大切にしていることは、起こりうるリスクを予想して予防すること。プロフェッショナルとして適切な管理を提案し建物が末永く維持できるよう努めています。

我々の部門は、いわゆる現場仕事の部門です。建物を管理するとなると、日々の点検から緊急時のトラブル対応、お掃除、修繕など様々な業務を担当します。定期的な点検であれば正確で効率良く業務をこなさなくてはなりませんし、緊急時の対応も複数の案件が発生していても優先順位を考えて出来る限り速やかに解決をするように努めなくてはなりません。お掃除や修繕は短時間の簡易作業もあれば専門的知識や機材が必要なものなどお客様のニーズに合わせたサービスを提供します。建物に関わる各種現場仕事の手配・施工を任される現場最前線の部署です。

統括管理本部は、ルーチン化した業務を受動的におこなう従来の総務部門とは異なり、会社が抱えている課題を解決すべく、各種業務の効率化や社内の環境改善を「能動的」に提案し、成長を継続的に支援していくことを目指しています。会社の体質を積極的に改善し、時代の流れに適応させることが重要な役割と考えています。また、頼まれた業務だけを淡々とこなすのではなく、現場との交流を大切にし、収集した情報と現場の生の声を合わせることで、いろんな改善アイデアを提案し、現場と経営陣をつなぐパイプ役を担います。