一人ひとりの生活背景に合わせた、無理のない働き方ができる仕事です。
山室 三佐Misa Yamamuro
建物管理業務/清掃パート
2012年入社
PROFILE
大手機械メーカーの社員食堂で調理補助を務めていたが、体力面の不安が少ない仕事をと考え始めたことを機に、当社に転職。以来、長らく介護施設での清掃業務に携わっている。義理の母の介護経験まで活かした仕事ぶりは、上司から「優等生」と評されるほど。
担当業務の内容を教えてください。
当社が清掃業務を委託されている神戸市内の特別養護老人ホームで、清掃パートとして働いています。3階建ての施設は約50床の規模で、1日に3名のスタッフが出勤。各階ごとに業務を分担し、入居者様の居室、フロア、トイレなど、館内のほぼすべてのエリアを清掃しています。同年代の女性が多いこともあってか、職場は和やかな雰囲気。施設側の「ここをきれいにしてほしい」といった要望も受け止めつつ、連携して業務にあたっています。
仕事中はどのような点に気を配っていますか?
お年寄りの生活の場で作業を行うだけに、安全への配慮は欠かせません。入居者様の行き来がある共用部分では、通行をさまたげない行動が基本。床面が滑りやすくなるモップがけなどは、入居者様が一ヶ所に集まる食事どきを狙って作業を進めます。一連の清掃のなかでも、もっとも時間をかけるのはトイレ清掃。ひどい汚れのために利用できないという事態を防ぐためにも、作業の合間を見ては巡回し、常にきれいな状態を保つようにしています。
仕事のやりがいを教えてください。
施設のスケジュールが頭に入り、効率的な業務の組み立てができるようになる過程には、充実感がありました。また、入居者様のご家族、施設の職員の方から「いつもきれいにしてくれてありがとう」という声をかけていただけるのも、率直にうれしいものです。居室を訪ねた際には、入居者様ご自身から「悪いけど、ここも掃除してもらえる?」と、冗談交じりにリクエストをいただくことも。何気ないコミュニケーションに元気をもらえますね。
応募を検討されている方にメッセージをお願いします。
清掃業務も自宅での掃除も根本的な違いはないので、主婦経験がそのまま活かせると思います。重い食材を運ぶこともあった前職のころに比べると、体力的な負担もずいぶん軽減されました。加えて、転居に伴う勤務先の変更や、私のような扶養控除の範囲内での勤務など、スタッフ個人の事情に合わせた柔軟な働き方ができるのも、魅力のひとつ。年齢を重ねても、自分を取り巻く環境が変わっても、安心して働き続けられる会社だと思います。
1日の流れ
この日は早番で出勤。まずはフロアでの清掃に取りかかります。
利用者様の部屋を順番に訪ね、1室あたり15分ほどをかけて清掃します。
続いて、窓ガラスのふき掃除を行います。
1時間の休憩に入ります。
午後からは食堂やトイレなど、館内を巡回。汚れている箇所を見つければ、随時対応します。
この日の業務は終了。お疲れさまでした。
取材日:2019年5月