学校給食やメディカル給食、ビジネス給食など幅広い食事提供サービスを行う当社。お客様に寄り添う姿勢を大事にしており、職場の雰囲気に合わせて服装も変えています。たとえば、真ん中の2つのユニフォームは社員食堂で働く場合に着用しており、左は調理補助、右は調理師の制服です。
Iさんのプロフィール
前職も同業他社で調理師として勤務。そこから知人の縁でニチダンに入社する。学校給食からキャリアをスタートし、半年後からはさまざまな現場の活躍中。手間を惜しまない姿勢で料理と向き合い、安全・安心においしさをプラスしている。
FLOW
出社後まずはガスを開栓し、スチームコンベクションオーブンを立ち上げるなど厨房内の準備からスタート。すべての基本となる出汁をとり、献立に沿ってご飯、おかず、デザートなど常食と治療食に分けて朝食の調理を開始します。
01ミキサー、刻み、一口大、ソフト食など、求められる食事形態に調整し、パートスタッフと協力しながら盛り付けと配膳車へのセットを行います。100食程度であれば、調理師1~2名で1時間程度かけて完成させます。
02朝食で使用した調理器具や食器類を洗浄へ回し、昼食の調理を始めます。1回の食事の提供数が少ない場合は、アレルギー対応や形態調整の食事が正しいトレーに配置されているかの検品を行うことも。昼食は朝食より手の込んだ料理をつくるため時間がかかりますが、盛り付けと形態調整を含めて2時間程度で調理を終えます。
03朝食同様、片付けや検品を行い、加熱時間や温度を管理する衛生帳票を記入します。配膳時間の12時までに入退院による食事内容の変更があれば対応します。
04落ち着いたところで昼休憩をとります。持参した弁当を食べ、午後の作業に備えます。現場によっては提供する食事と同じメニューのまかないを食べる場合もあります。
05夕食に提供するフルーツのカットや翌日の仕込みを行います。翌日分は鮮度が落ちにくい野菜のカットや手間がかかるメイン料理の下ごしらえなどがメイン。パートスタッフと一緒に段取りよく行います。
06遅番のスタッフに引継ぎ、翌日の献立を確認して業務終了です。今日も1日お疲れさまでした!
07学校給食やメディカル給食、ビジネス給食など幅広い食事提供サービスを行う当社。お客様に寄り添う姿勢を大事にしており、職場の雰囲気に合わせて服装も変えています。たとえば、真ん中の2つのユニフォームは社員食堂で働く場合に着用しており、左は調理補助、右は調理師の制服です。
制約がある中でも食事をおいしく召し上がっていただき、「おいしかった」「ありがとう」というお言葉をいただけることが、病院で調理を担当する醍醐味です。病院食は栄養バランスだけでなくアレルギーや禁止食など気を遣う場面が多くありますが、それでもニチダンでは手作りの味を大切にしています。定期的に有名調理専門学校の先生が講師を務める実習を開催してくれ、クオリティのグレードアップを図ってくれるのでやりがいも大きいです。飲食店から転職した私も、経験のなかった和食の調理方法や行事の際の華やかなメニュー内容・盛り付けなど勉強になることが多く、さらなる経験を積めています。