スタッフインタビュー

「あなたに相談して、退院できてよかった」という言葉が忘れられない

平野 郁美さん
所属:地域医療連携室
職種:社会福祉士
社歴:6年(中途入職)
入職したきっかけや仕事内容、印象に残るエピソードを教えてください

宮本病院に入職した決め手は、内科のほか精神科があるため様々な方と関われることでした。療養型病院で、ゆっくりと患者様の支援ができることも大きかったです。
現在は内科担当の社会福祉士として、入院を希望する方が何に困っているかを聞き取ったり、退院する患者様がご自宅で生活するための環境調整を行ったりしています。

印象に残っているのは、長期入院していた患者様と退院後に外来でお会いしたときのこと。「退院したい」という希望のもと、ヒアリングや退院支援をしていた方で「あなたに相談できてよかった」と言われたときはお役に立ててよかったと思いましたね。

綿密なコミュニケーションと気遣いのある職場です

小峰 卓さん(写真左) 
所属:内科(地域包括ケア病棟)
職種:看護師
社歴:6年(新卒入職・宮本看護専門学校卒)

高塚 栄子さん(写真右)
所属:内科(長期療養型病棟)
職種:看護助手
社歴:3年(中途入職)
仕事内容とやりがい、心がけていることを教えてください

小峰:地域包括ケア病棟の看護師として、患者様が安心して在宅復帰をするための支援を行っています。自立歩行で生活をすることが困難だった患者様が、リハビリと看護師の離床介助により、徐々に身の回りのことができるようになっていったときなどはやりがいを感じますね。
心がけているのは、日々患者様と接する中で変化を見逃さないようにすることです。

高塚:長期療養型病棟の看護助手として、身体介護や食事等の介助、医療器具の洗浄・消毒などの業務にあたっています。
院内での日々を過ごす中で、患者様の笑顔が周りの人たちに連鎖していくのを目の当たりにするのが喜び。そんな瞬間が増えるよう、思いやりの心を常に忘れず仕事をしています。

精神リハビリ・身障リハビリ・認知症の知見が深められます

船平 麻椰さん(写真右)
所属:神経精神科
職種:作業療法士
社歴:6ヶ月(中途入職)

臼井 春香さん(写真左)
所属:神経精神科
職種:作業療法士
社歴:1年(新卒入職)
仕事内容とやりがいを教えてください

船平:作業療法士は治療プログラムの準備と実施、記録といった業務を行います。私は精神疾患の患者様が多い病棟を担当。アクティビティでは編み物などの手作業を中心にして、脳の活性化のほか、本人が気を休めたいときの対処法に活用します。
リハビリを通して、患者様と一緒に少しずつ症状を改善していくところがこの仕事のやりがいです。

臼井:私は同じ精神科でも認知症を併発している患者様が多い病棟を担当しています。宮本病院は県の認知症疾患医療センターに指定されており、認知症の知見が深いのが特徴。治療プログラムを実施する過程で多くの学びが得られます。
やりがいを感じるのは退院する患者様に「ありがとう」と言われたとき。この仕事をしていて良かったと思いますね。