Case 01

「日々の継続」に成長を実感

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小型・中型ドライバー

2015年2月入社

確かな輸送品質を買われて、職場に欠かせない存在に。社内外を問わず、笑顔でのコミュニケーションを徹底し、誰もが心地よく働ける状況を生み出している。趣味のロードバイクが、いい気分転換になっているとのこと。

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前回取材から、業務内容はどのように変化しましたか?

前職で配送業務の経験はあったものの、運送業界自体は当社が初めてでした。これまでには、小型車を主軸に3種類の配送パターンに従事。最初は病院や給食センター向けの食材輸送を受け持ち、続いてカフェや映画館で用いられる冷凍食品などを担当、現在は保育園・幼稚園や福祉施設に食品を送り届けています。ルート変更に伴い荷主様の顔ぶれも変わりましたが、一貫して大切にしてきたのは笑顔のあいさつ。施設内部に入ることも多いため、配送先の担当者だけでなく出会ったすべての方に対して、心地よい応対を心がけています。

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この数年で、ご自身の成長を感じる部分はありますか?

入社当初は教えてもらうことばかりだった私も、いまでは後輩のドライバーを指導する立場に。実践で身につけてきた知識や技術を、新人への教育という形で継承できるのは、私にとって大きな喜びです。後輩たちに特に大事にしてほしいのは、カントウ流通という会社を代表して現場に出ているという認識。私も社名入りの制服を着てハンドルを握る以上、このことは常に頭の片隅に置き、安全な運行に励んでいます。若手が増え、より活気ある職場へと変化している当社ですが、年齢や立場に関係なく積極的に意識共有を図りたいですね。

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カントウ流通を選んでよかったことはなんですか?

もともとカントウ流通への入社を決めたのは、安定的な収入を見込んでのことでした。そのころに比べると、給与や待遇面はいっそう改善が進んでいます。無事故・無違反手当をはじめとする諸手当の給付や有休取得の推進により、ドライバーの満足感は向上。会社の業績に連動して新たな人員が増えているのも、そのあたりに要因があるのでしょうね。また、2ヶ月に1回のスパンで開かれる安全講習も、当社で働く利点のひとつ。具体的な危険事例をもとにしたきめ細やかな内容は、自らの運転を改めて見つめ直すよい機会になっています。

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ご自身のこれからについて教えてください。

年齢を重ねると保守的になるのか、若いころほど大きな目標や野心は抱かなくなったというのが、実際のところ。いまの私にとっては個人目標を達成することより、事故や違反を起こさず安全に運行することが、何より重要です。また、腰を据えて働くうえでは、周囲との円満な関係づくりも欠かせません。同僚が仕事を休んだ際の乗務交代はなるべく引き受けることで、助けあいの関係を構築できるとうれしいですね。定年を迎えてもなお活躍できる環境があるだけに、今後はいっそう気を引き締めて日々の業務に精を出したいと思います。

社長

社長からひと言

結果が物語る、年配ドライバーのあるべき姿。

欠員の発生が、その日の配送予定に大きな痛手を与えるこの業界。けがや病気もなく安定的に仕事に励む彼は、そんなイレギュラーを解消し、全体のバランスを調整するうえで本当に貴重な存在です。60歳近い年齢でありながら、小口の配送実績をコツコツ積み重ねてきた裏には、体調を整えるための多大な努力があったはず。「定年を超えても、当社で長く働いてほしい」というテーマに沿って採用したひとりですが、こちらの思いに見事に応える働きぶりは、高齢ドライバーの活躍に向けた道筋をつけてくれたと感じています。

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