父親が建築関係の仕事をしていたこともあり、高校卒業後は建築の専門学校に進学しました。就職活動では現場監督を軸に、いろいろな企業の説明会に参加したのですが、ワークホームズでの面接はいまでも印象に残っています。採用担当者の方に「姉が最近家を建てたのですが、基礎のつくりが少し変わっているんです」と話したところ、「その家を建てたのは、多分うちじゃないですか?」と言われ、そこで初めて姉がワークホームズで家を建てていたことを知りました。とても不思議なご縁を感じるとともに、ここで働きたいなと思い、入社を決めました。
入社後、7年間は現場監督を務めましたが、現在は地盤調査と改良工事、基礎工事を担当しています。たとえば地盤調査では、きり状のスクリューポイントを取りつけたロッドに荷重を加え、回転させながら地中にねじ込む「スウェーデン式サウンディング試験」を採用しています。試験の際、スクリューポイントがスッと入ってしまうところは、自沈層と呼ばれる軟弱地盤。この部分が大きい土地は改良が必要です。改良工事では、掘った穴に砂利を詰め込み、筒状に固めることで地盤を強化する「砕石パイル工法」を用いています。