お預かりの流れ

私が勤務する倉庫では、主に食品製造用の精密機器メーカー様から製品をお預かりしています。保管のご依頼を受けると、当社のドライバーが製品を倉庫まで運搬。到着後はお預かりした製品の個数を確認し、事務所で情報を入力します。保管後、出荷依頼があれば製品をピッキング（出荷する商品を在庫からピックアップすること）し、トラックへ積み込みます。20㎏以上の重い荷物は手で積み込まず、クレーンを使用。最後に、荷物を荷台に固定する作業もサポートし、出発を見送ります。

ココが楽しい

倉庫内作業がメインですが、ときには製品の輸送・搬入に同行する機会もあります。製品の搬入作業は見ていてとても楽しいです。製品に対して入口や設置場所が狭いと「入るわけがない」と思うのですが、先輩方が熟練の技を駆使すれば見事に設置できるんです！製品が難所を越えていくのを見るとワクワクしますね。搬入に使う機械についても「こんなときはこの機械を使うのか！」と勉強になることばかり。機械やトラックが好きな私にとってはたまらない職場です。

ココが難しい

お預かりした製品を傷つけないように、持ち方・運び方にはかなり神経を使っています。ピッキングについても、少しのミスでまったく違う場所に製品が届く危険性があるため、先輩からアドバイスされた通り、何回も確認するようにしていますね。また、私たちが扱う製品は工場で使われるので、工場の稼働が止まる連休中は搬入に最適なタイミング。つまり、みんなが休んでいる大型連休は基本的に繁忙期です。ただ、別の時期に振替休日がありますし、繁忙期でなければ、たとえば木・金に休みを取って4連休をつくることもできます。お休みは取りやすい職場です。

性別は問いません

現在、職場で現場作業をしている女性は私だけですが、女性でも安心してチャレンジできる仕事だと感じています。重い製品の運搬は男性社員が快くフォローしてくれますし、在庫管理をはじめ事務所での業務もあるので、もしマタニティ期間に現場作業が難しくなれば、事務作業に転向する選択肢もあります。事務スタッフの中には現在育休中の女性もいて、お母さんになっても続けられる環境です。

研修内容

ピッキングや積み込みは現場の先輩が、在庫管理は事務の先輩が数週間付いて教えてくれます。お預かりする製品の取り扱い方法についても、先輩に教えてもらえるので専門知識や経験は必要ありません。主要取引先の製品はオーダーメイドなので、経験を積んでからも見たことのない製品にしばしば遭遇します。新製品が届くと、先輩方から触ってはいけない場所や、クレーンで吊り上げる際につかむ位置などの説明を受け、みんなで注意事項を確認。ひとり立ちしてからも製品についてこうして説明を受けられるので安心です。