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「憧れ」が仕事になる。夢を叶えてくれたのが徳本砕石工業でした。
2016年4月入社
岩井 尚
砕石事業部 主任補佐
工業高校建築工学科卒業。偶然、就職活動当時に見つけた求人票が転機となり、2016年に徳本砕石工業へ入社。生産部にて、念願だった重機の運転を担当している。現在は、重機の運転のみならず、溶接・ガス切断の技術向上に日々奮闘中。手先の技量を上げ、自信を持って後輩を指導できるようになることが目標。
子どものころから「将来は重機に携わる職業に就く」と決めていました。
高校卒業後に新卒で入社しました。徳本砕石工業を志望した理由は、滅多にお目にかかれない大型重機に携わることができるからです。もともと重機に興味を持つようになったのは、実家の隣にあった砂や砂利を置いておく場所である土場(どば)だったことが大きく、土場を縦横無尽に動き回る重機を羨望の眼差しで見ていました。「いつか重機を運転したい!」と、将来は重機を扱う土木・建設業界で働くと決めて工業高校への進学を決意したのです。いざ、就職活動をするとなったとき、何社か職場見学に訪れたものの、自身の未来を想像できる会社になかなか出会えずに悶々とした日々を過ごしていました。そんな中、徳本砕石工業が新卒募集をしているのを知り、迷うことなく応募したのです。というのも、毎年家族でお墓参りに行く際にいつも徳本砕石工業の近くを通っており、敷地内にある大型重機の格好良さに心ひかれていました。もちろん、自分自身が運転できる日が来るとは本当に感無量です。
重ダンプトラックから重機へ、段階を踏みながら着実にスキルを磨いていきます。
入社して最初に任された仕事は、重ダンプトラックの運転です。重ダンプトラックに慣れることで、危険な場所や死角などを把握して、機械に対する感覚を身につけていきます。まずは先輩の横に乗って、作業工程や操作方法などを学ぶことからスタートしました。その後も、先輩がマンツーマンでしっかり教えてくれます。とはいえ、当時は免許取りたてということもあり、普通車の運転すらままならない状態で、車体の感覚を掴むのも一苦労。結果、私は一人で乗りこなせるようになるまで約1ヵ月かかりましたが、車の運転が得意な人ならもっと早いかもしれません。研修を終えると、いよいよ重機を任せてもらえるようになります。メインは砕石を救って積み込む作業です。基本は一人で行うので、自分の作業にしっかりと集中して取り組むことができます。しかし、ただ黙々と進めていくだけではありません。プラントの運転・管理・修理、トラブルを未然に防ぐための点検など、意外とやることが多く、常に気を張っています。
「自主性」を大切にする社風だからこそ、のびのびと成長できる環境です。
高校を卒業後に新卒で徳本砕石工業へ入社し、社会人としての一歩を踏み出しました。社会人になってまず実感したことは責任の重さです。特に仕事に対しては自分自身で考えて行動する必要があるので、より責任が重くなるのを感じました。同時に自主的に取り組むことで日々の成長も実感できます。最初は右も左も分からない状態だった私自身も、今では作業の段取りを自分で決め、場合によっては指示を出し、イレギュラーが発生してもある程度は対応できるまでになりました。これから後輩が増えてくると思うので、もっと技術を磨き、自信を持って指導できるようになりたいと考えています。そのために、まずは手先の技量を上げて、溶接やガス切断ができるようになることが目標です。
技術職は「習うより慣れろ」が基本です。私も先輩の一挙手一投足を目に焼き付けて、時折アドバイスをもらいながら、地道に技術を磨いています。将来は自分も後輩から手本とされる存在になれるよう頑張っていきたいです。まだまだ勉強中の私と一緒に成長しましょう!
取材:2020年7月