M.ARAI
フラワー事業部 販売グループ
2013年入社
担当業務について教えてください。
百貨店に入居するフラワーショップで、9名のスタッフとともに季節のお花のご提供、ご希望のイメージに沿った花束の制作などを行っています。現在は「ハンナで買いたい、あのお店なら安心」と思っていただけるよう、お店全体で尽力している最中です。限られた時間で、お客様の好みや思いを見抜くのは至難の業。お話の内容、表情の変化、服装などから推測し、心から笑顔になれることを願ってお花をお届けします。相手の感情をくみ取ろうという姿勢は、スタッフにも同じ。口に出さない気持ちも、自然と察することができればと思います。
仕事で意識していることはなんですか?
スタッフの自主性です。花束を制作するうえで、お花の大小による生け方の違いなどセオリーはあるものの、組み合わせや色合わせに正解はないからこそ押しつけはせず、お客様にきちんとヒアリングをして、素敵だと思うもの、喜んでいただけるものを制作してほしいと考えています。正解がない仕事だけに、自信を持てないスタッフがいることも事実。そんなときは「大丈夫、素敵だよ」と、常に素直な気持ちを伝えたいと思っています。指導の際も、この仕事は楽しいと感じられるよう、まずは自分の感性を大切にしてもらっています。
これまで働いてきたなかで、印象的なエピソードはありますか?
以前、「退職する先輩に花束を贈りたい」というお客様が、店舗にいらっしゃいました。お花に関してはあまり詳しくないとのことで、まずはその先輩とのエピソードを聞き出すことに。私の頭のなかには、かっこよくて姉御肌な女性のイメージが浮かびました。その印象をもとに花束を制作しお渡ししたところ、「ピッタリです」と喜んで帰って行かれた、その日の帰り道。偶然にも道端で、先ほどの花束を大切そうに抱える女性を見かけたんです。本当に想像した通りの姿を目にし、心が震えるほどうれしかったことを覚えています。
応募を検討されている方にメッセージをお願いします。
何より伝えたいのは、とにかく楽しい仕事だということです。私自身、最初からお花に強い関心があったわけではありません。しかし、働くにつれ興味は増していき、知識を詰め込むというよりは、もっと知りたいという気持ちに。お花だけでなく、映画や色彩、デザインなどが好きな方にも適した仕事だと思います。また、上司との風通しがよいのも当社の魅力。店舗巡回や本社で顔を合わせた際は、積極的に声をかけてくれます。福利厚生などの面で社員の働きがいを後押ししてくれるのも、そんな会社ならではのことかもしれません。
PROFILE
M.ARAI フラワー事業部 販売グループ 2013年入社
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