東名厚木病院は、神奈川県厚木市、東名厚木IC近くの282床の急性期病院です。1981年6月に60床からスタートした東名厚木病院は、
①地域住民のだれにでもいつでも一定レベルの医療を提供すること
②24時間365日の救急医療体制を整備すること
③医療を通じて「地域住民の健康を創り、守ること」
を開設趣旨として「”待機する”から ”行動する ”」をスローガンに、今日まで40年間、地域の皆様とともに歩んでまいりました。医師・看護師・コメディカルをはじめ、様々な分野のスペシャリストが協力することで、患者さんひとり一人に合ったケアを行っています。
がん治療と救急医療で地域を支える
県央医療圏唯一の神奈川県がん診療連携指定病院として、手術・化学療法・放射線治療・緩和ケアを行い、シームレスながん治療を目指して体制を整えてまいりました。2016年の新棟増築に伴い、手術室を5室に拡充、内視鏡センター開設、高精度放射線治療装置を導入し、東大病院と連携した放射線治療を行っています。2017年には化学療法センター、県央医療圏唯一の緩和ケア病棟を開設し、終末期の患者さんには在宅での訪問診療も行っています。また、法人内の健診センターや隣接するクリニックと連携し、早期発見・早期治療を行っています。
東名厚木病院HPがん治療 https://www.tomei.or.jp/hospital/msw/
登録医の先生方とも連携し、急性期医療から在宅まで、一貫して地域住民一人ひとりに寄り添ったケアを行っています。
・月平均入院数501名/月平均退院数499名
・登録医数246名(2021年6月現在)
創立当初から、医療の原点である「救急医療」に力を入れています。救急告示病院として、24時間365日救急体制を整え、医師・看護師・薬剤師・診療放射線技師・臨床検査技師が常駐し、お断りしない救急医療を実現しています。また、「派遣型救急ワークステーション」の拠点として、厚木市の救急車に当院の医師が同乗し、治療や救急救命士の教育指導を行うなど、病院全体で救急を支えていく意識が浸透しているのが特徴です。
・応需率94.3%
・救急車搬送台数4,665台(厚木市内救急車搬送台数の35.5%)
・救急外来患者数10,085人 *2019年度
東名厚木病院は神奈川県央地区を中心に海外を含め、全17施設を展開する三思会の中心施設です。隣接する健診センターや総合外来クリニック、透析センター、老健施設や訪問看護など他施設とも連携して、地域医療に貢献しています。