異業種での経験が大きく役立つ
介護の仕事。気配りと人間観察力で
職場の笑顔を増やしたい。
介護スタッフ 兼 生活相談員
正社員
2012年3月
清水勲
社員インタビュー
Prologue
優しい雰囲気と丁寧な話し方でご利用者の人気を博す清水は、二つの事業所の事業所長を担当。前職のフィットネスインストラクター時代に培ったコミュニケーション力で、スタッフはもちろんご利用者との「楽しい時間を共に過ごす」関係づくりを行って来た。
転職のきっかけは「運動をしたいけれどできない」高齢者の存在を知ったこと
以前、私はフィットネス業界で主に高齢者のトレーナーとして働いていました。その方々から、運動が必要なのにもかかわらず、スポーツジムなどへ足を運ぶことさえ困難な高齢者が多数いらっしゃるということをお伺いしたのが介護業界へ目を向けたきっかけでした。若い方よりも高齢の方へのご指導が性に合っていたこともあり、運動でお困りの高齢者の方のお手伝いができたら…と、次第に興味が高まっていったのです。
そして介護業界で働くなら資格は必須と感じていたので、介護職員初任者研修資格取得の学校へ通いはじめました。ちょうどそのタイミングで、自宅近くのミモザ町屋でスタッフ募集がかかりました。まさにご縁ですね。近くていいな、くらいの気持ちでの応募でしたが、面接官であった当時の管理者や事業部長の思いやりにあふれた話を聞いて「この職場で、このスタッフと仕事がしたい!」と思い、内定を頂いていた他社をお断りしてミモザへの入社を決めました。
そして介護業界で働くなら資格は必須と感じていたので、介護職員初任者研修資格取得の学校へ通いはじめました。ちょうどそのタイミングで、自宅近くのミモザ町屋でスタッフ募集がかかりました。まさにご縁ですね。近くていいな、くらいの気持ちでの応募でしたが、面接官であった当時の管理者や事業部長の思いやりにあふれた話を聞いて「この職場で、このスタッフと仕事がしたい!」と思い、内定を頂いていた他社をお断りしてミモザへの入社を決めました。
社員登用研修の課題がご利用者とスタッフをより近づけてくれた
私は、社内推薦で正社員への登用を促す「あすなろ社員登用研修」の出身者です。この研修には自ら目標を掲げて取り組む実習課題があり、私は「スタッフ間の情報共有」を題材に選びました。その当時、スタッフ間の仕事の申し送りがうまくできていなかったんですね。そこで、終礼でご利用者のお名前を一人ずつ挙げて気付いたことを伝え合ったり、「○○さんは体調不良」というような表面的な情報だけだった「連絡ノート」を些細なことでもすべて書き込む情報共有ツールに改善したりしました。
その効果はすぐに現れました。細かいことですが、ご利用者にはそれぞれこだわりや好みがあります。例えば入浴介助だと洗い方や洗う順番、お湯の温度の微妙な違い。それまではスタッフ間でやり方が微妙に違っていたのを、誰でも同じ対応ができるようになったのです。
飲み物を飲む順番を決めている方などは「ここはみんながわかってくれているからいいねえ」と笑ってくださるようになりました。
その効果はすぐに現れました。細かいことですが、ご利用者にはそれぞれこだわりや好みがあります。例えば入浴介助だと洗い方や洗う順番、お湯の温度の微妙な違い。それまではスタッフ間でやり方が微妙に違っていたのを、誰でも同じ対応ができるようになったのです。
飲み物を飲む順番を決めている方などは「ここはみんながわかってくれているからいいねえ」と笑ってくださるようになりました。
スタッフに楽しんでもらえることがご利用者の笑顔に繋がる
「決まっていることだから」と仕事をするのは誰でも気が進まないものです。レクリエーションを例にとれば、スタッフが「決まっていることだから」と思って義務感で取り組んでいると、それは知らず知らずのうちに姿勢や態度に表れます。そうなると、ご利用者は「言われたことだからやっている」となってしまいがち。これではどちらも楽しくありません。
私は日頃からスタッフへ向けて「義務感で仕事をしてもつまらない、自分が楽しんでできることをやってみたらどうだろう」と声を掛けるようにしています。楽しいと思えばモチベーションも上がりますからね。そして何よりもスタッフのワクワク感はご利用者の皆様へ敏感に伝わります。スタッフも、ご利用者の皆様も、「お互いに楽しい」、「一緒に時間を過ごせてよかった」と感じられるように仕事をすることが大切だと思います。私も管理者としての仕事の間を縫って、時間の許す限りスタッフと一緒に動いて、一緒に考えるようにしています。
私は日頃からスタッフへ向けて「義務感で仕事をしてもつまらない、自分が楽しんでできることをやってみたらどうだろう」と声を掛けるようにしています。楽しいと思えばモチベーションも上がりますからね。そして何よりもスタッフのワクワク感はご利用者の皆様へ敏感に伝わります。スタッフも、ご利用者の皆様も、「お互いに楽しい」、「一緒に時間を過ごせてよかった」と感じられるように仕事をすることが大切だと思います。私も管理者としての仕事の間を縫って、時間の許す限りスタッフと一緒に動いて、一緒に考えるようにしています。
これからミモザを目指す方へのメッセージ
自分の経験から言えるのは、介護の仕事は何が役立つかわからない、という面白さがあるということ。私はフィットネス業界出身で、主に1対1での指導を手がけてきました。そこで培ったのは、「ご利用者がどう捉えるか」、「ご利用者がどう考えるか」を常に意識するというスキルです。一人ひとりの特徴を見極めて話をすることでスムーズなコミュニケーションをとれるようになりましたが、その経験が介護の仕事でこれほど役立つとは思ってもいませんでした。そういった意味で、他業種を経験されてきた方のチャレンジは大歓迎です。
ミモザの仕事は人の役に立てる仕事がしたい方、人を楽しませることが好きな方には非常にやりがいを感じてもらえる仕事です。ラクなことばかりではありませんし、不安になることもあると思いますが、ミモザには先輩スタッフが後輩を助ける風土があるので未経験の方でも安心して仕事をすることができます。僕らと一緒に頑張りましょう!
ミモザの仕事は人の役に立てる仕事がしたい方、人を楽しませることが好きな方には非常にやりがいを感じてもらえる仕事です。ラクなことばかりではありませんし、不安になることもあると思いますが、ミモザには先輩スタッフが後輩を助ける風土があるので未経験の方でも安心して仕事をすることができます。僕らと一緒に頑張りましょう!