ソーシャル部門には、居宅介護支援事業所と地域包括支援センターが設置されております。
ソーシャル部門では、在宅にお住いの高齢者の方のために、安心して住み慣れた地域でより豊かに暮らし続けることが出来る支援を目指した事業運営をしております。
そのために、二つのそれぞれの事業所が事業所独自の、また専門職としての専門性を発揮し、地域の関係機関や専門機関等との多職種協働や、介護保険サービスのみならず、インフォーマルサービスや地域住民、地域団体等との協働や連携に取り組んでおります。
居宅介護支援事業所
居宅介護支援事業所は、特定事業所加算Ⅱを取得しており、生活上、様々な課題や困難を抱えた事例、相談を積極的に担当し支援させていただいております。そのために必要なスキルアップや対応力向上のため、外部研修への参加や、法人内の充実した研修会への参加、事業所内での伝達講習や事例検討、また同じソーシャル部門である地域包括支援センターと連携をとり協力するなど、人材育成の視点も重視し取り組んでおります。
ソーシャル部門
ソーシャル部門 部門長
石毛 幸子
地域包括支援センター
地域包括支援センターは、徳寿会が地域と歩んだ長い歴史を重視し、地域住民の方々と共に、最期まで自分らしく、住み慣れた地域でより良い豊かな生活が送れるための実現に向け、その専門性を発揮しながら、地域づくりに積極的に取り組んでおります。特に、平成19年度から取り組んでいる地域住民が地域課題の共有や情報交換を行う「ネットワーク会議」の立ち上げ支援と継続的な運営のバックアップ、また、認知症になっても安心して暮らし続けられる地域作りを目指す「認知症カフェ」の運営を、認知症の当事者、家族、地域住民と共に創る取り組みをしております。そして、これらの取り組みが評価され、市内、県内、全国の様々な研修等で実践報告をしております。
「晃風園があってよかった」と地域の方に思って頂ける様な取り組みを、今後も積極的に進めて参ります。