晃風園の経営母体「社会福祉法人 徳寿会」は前理事長田邉利徳(公立学校長、県教育事務所長など歴任)、佐方一富(精神科医、私の叔父)、そして私(前大学医学部教授、内科医)の3名が発起人となり、当時の厚生省に特別養護老人ホーム新設を目的に申請し、昭和56年7月認可されました。
お陰さまで、その後の晃風園建設の過程は順調で認可約1年後の昭和57年5月市内第2番目の「特別養護老人ホーム 晃風園」が大和市草柳に発足しました。当時は職員も30~40名とそれほど多くはありませんでしたが、「ハンディキャップを有する高齢者が安心して、安全に生活できる憩いの場にする。そのため、職員が一丸となって協調し、明るく、楽しい施設にする」を第一の目標とし皆が一致団結し頑張りました。
その後、特養「晃風園ぬくもり」、「グループホーム晃風園」などの介護施設を開園し、また3か所のデイサービス事業も発足、大きな拡充をとげ、現在では200名を超える職員数となっております。
晃風園の特徴の1つは介護―医療連携がスムーズに運ぶということにあります。草柳の晃風園の南側には理事の1人が院長である内科、皮膚科を中心とした「草柳クリニック」、その約500m東側には私が院長である内科、老年病科、循環器内科を中心とした「やまと中央循環器内科」があります。
介護の過程において、医療が必要になった場合には上記のクリニックへ職員が付き添って受診するというシステムができていて、必要な場合には、専門病院への紹介も致します。
以上、晃風園の一部を紹介しましたが、今後とも晃風園、その職員は高齢者が安心して生活できるよう力の限りを尽くしますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
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理事長 田邉晃久