松村:以前から介護職に興味があり、川福会の施設で勤めていた知り合いから紹介を受けて、入職しました。家族に介護が必要になったときに、この仕事の経験が役に立つというのも1つの要因です。
猪尻:私は学校の企業実習で、たまたま行った介護施設で介護職の良さを知ったことがきっかけです。その後、さまざまな施設を見学していく中で、川福会の「福寿苑」に訪れたときに職員の方の笑顔やあいさつがとてもすてきで、ここで働きたいと思い新卒で当法人に入職しました。
宇野:私の場合は祖母がケアマネージャーで、母が介護士。家庭で二人の話を聞いているうちに、人のお世話をする仕事をしてみたいなと思うようになりました。そうしたら、ちょうど「すいれん」のオープニングスタッフの求人を見つけたので、すぐに応募しましたね
初めての介護職。入職当初の不安や仕事の喜びをたくさん語ってもらいました!
2018年6月入社
松村:私は現在、「布市福寿苑」で働いています。当初のことを思い出してみると、異業種からの転職で資格もなかったので非常に不安でした。でも、研修が手厚かったのでずいぶんと助けられましたね。具体的に言えば、入職から2カ月間は各フロアの利用者さまの状態や介助の仕方、雑務などを有資格者の先輩に教えてもらい、3ヵ月目から3階にある特別養護老人ホームフロアに配属されました。その後も手厚くフォローしてもらえましたし、慣れるまで夜勤はありませんでした。施設によって研修が変わると思うのですが、みなさんはどうでしたか?
宇野:私は「すいれん」のオープニングスタッフだったので、初めは利用者さまより職員の方が多いくらいで。なので、かっちりとした研修というよりもベテラン職員が横についてくれ、その都度必要なことを教えてもらいました。実は、介護職に就く前までは馬術の選手だったんです。
松村・猪尻:えっ、馬術の選手ってすごい!?
宇野:ありがとう。多くの時間を馬と過ごしてきたから、初めのころは人と接するたびにドキドキしていました(笑)でも、利用者さまとはお話ができるので、どこが痛いや、どうしてほしいということも聞けるのは大きな違いですね。馬は話してくれないので(笑)
猪尻:コミュニケーションが取れるって大事ですよね。私も「福寿苑」に配属されたばかりころは、利用者さまと話がうまく続かなくて落ち込むこともありました。今は会話の引き出しも増えたので、ケアも円滑に行えるようになってきています。もちろん一人で成長できたわけではなくて、先輩たちが接遇や介助の仕方などをやさしく教えてくれたからです。川福会は、新人の成長を周りが後押ししてくれる風土がありますね。
2019年4月入社
猪尻:利用者さまが私を孫のように可愛がってくださり、できることが増えるたび「こんなこともできるようになって、えらい!」とほめてくれるんです。ほめられると、次は違うこともできるようになりたいと向上心が湧いてきます。初めはお茶出しから始まり、今ではお風呂やトイレの介助もできるようになりました。温かい「福寿苑」で働けて本当によかったと思っています。
宇野:私の場合は逆に、リハビリを通してできなかったことができるようになった利用者さまの姿に励まされます。選手時代に大きなケガを乗り越えた経験があるからこそ、大変さがわかるんです。「トイレに行けるようになった」なんて喜ばれていると、こちらまで笑顔になります。無事に退所されると、これ以上にないほどうれしいですね。
松村:この間、介護の仕事を志してよかったという出来事がありました。担当フロアが3階から4階に異動となったときに、3階の利用者さまから「4階に行かないで、ずっと3階にいて!」とおっしゃっていただけました。その言葉を聞いたことで、私も人の役に立てている、自分で笑顔をつくれているのだと感じ、胸の中が熱くなりましたね。
松村:介護は資格職だと思っていたので、面接のときに資格がなくても働けると聞いてびっくりしました。働きながら学校に通って勉強でき、ある先輩職員も最近資格を取得していました。次は自分の番だなと思いながら、日々の業務に励んでいます。
宇野:資格補助もそうですし、講習会も充実していますよね。この間、認知症の外部講習に参加したんです。他施設の介護職員や看護師の方とも交流を持て、良い刺激を受けました。おかげで奥の深い認知症をもっと学びたいと、一段とモチベーションが上がりましたね。
松村:外部講習は自分で参加を志願できますし、逆に会社側からも提案されますよね。受講すれば、出勤扱いというのも魅力です。受講後はレポートを書いて会社に提出するため、学んできたことを全体に共有できるのもいいなと感じています。
猪尻:私はまだ外部講習に参加したことがないので、お二人の話を聞いてますます行ってみたくなりました!
猪尻:まずは資格を取ること、そして最終的にケアマネージャーになりたいので、どんどん知識を吸収して自分のチカラにしていきたいと思っています。
松村:私も資格取得はもちろん、現在働いている4階フロアの利用者さまに「ずっといてほしい!」とおっしゃっていただけるように、明るく笑顔のあるケアを心がけ、密にコミュニケーションをとっていくつもりです。
宇野:私は、利用者さまのちょっとした体調の変化に気づける介護士になりたいです。認知症の方は体調を自覚しづらく、例えばある方が、リハビリ中に立ちにくそうにされていたので熱を測ると、高熱だったことがありました。観察力にさらに磨きをかけ、さまざまなトラブルを未然に防いでいきます。
宇野:これからの高齢社会において、仕事以外にも介護の知識や経験が役に立つところは増えていくと思います。また、この仕事は利用者さまに「ありがとう」と感謝のお言葉をいただける仕事です。未経験の方もやさしく指導していくので、ぜひ応募してほしいですね。
松村:介護サービスはたくさんの人とふれあい、誰かの役に立つ仕事です。学生の方も未経験の方も少しでも興味のある方は飛び込んできてほしいです。川福会の施設は、どこの施設も職員同士の仲が良いいので、すぐに職場に馴染むことができると思いますよ!
猪尻:私は知識も経験もまったくないまま新卒で介護職に就いたのですが、みなさんが基礎から丁寧に教えてくれたので安心でした。職員も利用者さまも含め、どの施設も温かくて本当に良い人が集まっています。まずは職場見学で、施設の雰囲気を確かめてみてください!
2018年5月入社