スタッフインタビュー

お客様とスタッフ、どちらも幸せになれるように。

高城 美耶
特別養護老人ホーム寿生苑
勤続14年
熱く語り合ったと思えば、全力で遊ぶ。そんなスタッフに惹かれました。

当施設に出会ったのは、在学中の実習がきっかけです。3カ所の施設へ伺ったのですが、それぞれ特徴が全く違いました。中でもこの施設には、事務員さんでも、介護職でも、看護師さんでも、みんなで支えよう、みんなでやっていこうという雰囲気をすごく感じました。一人一人が各持ち場を守りつつ協力し合える関係はまさに全員野球という言葉がぴったり。スタッフ達みんな仕事に関しては、お客様のことを思ってこうした方がいいんじゃないか、こんな声を救い上げたいと熱く語るんですが、終わったらみんなで缶蹴りして遊んだり…。最初は驚きましたが、やるときはやる、遊ぶときは遊ぶ。そういう雰囲気にすごく惹かれました。みなさんイキイキしていて、福祉に対する思いが強くて。ここで働いたらすごく楽しいんだろうなぁとイメージができました。実は別の施設から内定をいただいていましたが、最後に訪れた当施設に就職しようと決めました。
基本的に私たちの仕事は、食事・排泄・入浴など日常生活のお手伝いです。箸を持つことができなければ手を添えたり、話を聞いてほしいときに耳を傾けたり。こちらがやってしまうのではなく、自分でできる喜びを大切に、「できた!」が1日でも長く続くよう、お手伝いをさせてもらっています。
気を付けているのは伝え方ですね。言い方ひとつで責められていると捉えられてしまったり、信頼を失ってしまったり。スタッフとお客様の間だけでなく、スタッフ同士でも相手のことを常に学ぶ必要があると思います。介護主任になってからは特に人とやり取りをする機会も増え、人間関係が良いからこそお客様へのサービスを向上させることができるんじゃないかと思っています。

特養時代に習得した知識や技術を、今はヘルパーとして生かしています。

中山 由美子
寿生苑ヘルパーステーション
訪問介護ヘルパー
勤続8年(うち5年特養)
55歳で実務者研修の資格を取得。いくつになっても勉強は大事。

介護を勉強し始めたのは、年老いていく母や認知症の義母を見て、自分で介護したいと思ったことがきっかけです。55歳のとき当時の実務者研修の資格を取得したのですが、その際研修で当法人を訪れました。若い方がすごく頑張って働いていて、お手伝いをしながら感動したことを今でも覚えています。また若い方だけでなく様々な年齢の方がイキイキと働く姿や、お客様の名前を呼びながらの温かいケアに胸を打たれ、ここで働きたいと思いそのまま入社しました。
入社後は特別養護老人ホームで5年間勤務しました。その後は主任から声をかけていただいたのをきっかけに、午前は特養で勤務、午後は訪問介護ヘルパーとして1日1件訪問するという勤務形態を半年続けました。半年の間に「ヘルパーをもう少しやってみたい」と感じ、希望を出して正式に訪問介護ヘルパーになりました。私の希望を聞き入れてくれた主任には感謝していますし、思い切って異動してよかったなと思っています。
実は2年前に、働きながら介護福祉士の資格を取得しました。終業後、当法人の勉強会に参加して試験対策を行いました。要点を詳しく勉強することができ、役に立ちましたよ。当法人では資格取得することによってお祝い金が出るだけでなく、任せてもらえる業務の幅が広がり、給与にも反映されるのでやりがいがあります。また、勉強は自分の役にも立ちますので、いくつになっても勉強は大事だなと思います。