20歳で准看護師になり、その後、正看護師になって約30年、キャリアの大半は病院で歩んできました。以前の病院で看護師長を務めていたとき、退院の調整などをしていた中で、ふと、この先ご自宅でどんな看護が提供されるんだろうと気になりました。それまで人様の家にあがるイメージが持てず、訪問看護には全く興味がなかったのに、です。自宅から通いやすい『いちむじん』が「週1回~OK!」と募集していたため、勉強のために週1回のアルバイトからはじめました。病院で長く勤めていると、業務に追われながらも、手伝ってと言えばすぐに誰かが駆けつけてくれるため、受け身の看護になりがちです。ところが、スマートフォンのグループチャットに流れてくる申し送りの文面を見ているだけで、『いちむじん』では看護師が自ら積極的に利用者様を診て評価し、ケアを提供していると分かり、とても驚きました。「在宅ってすごい!いちむじんの訪問看護師すごい!」と衝撃を受け、こんなスタッフたちと一緒に仕事ができたら自分も意欲的に成長できると感じて正社員を志望しました。
訪問看護が初めての方にこそ、来てほしい。在宅の醍醐味を一緒に味わいましょう!
『いちむじん』なら、子育てと両立しながら思い描く看護に取り組めます。
入社:2025年
以前は病院の療養病棟に勤務していました。患者様が退院してご自宅へ帰られる際、入院生活の様子や今後も必要な処置について訪問看護師の方に話す機会があり、訪問看護に興味を持ちました。病院は退院して終わりですが、訪問看護はそこからがスタート。特に高齢者の方は完治して退院するケースが少ないため、物品や設備がそろう病院とは違う、生活の一部としての看護への興味が日に日に膨らんでいきました。ただ、病院内の託児所に子ども預けて働いており、家庭との両立を考えるとなかなか行動に移せないままでした。『いちむじん』に応募したのは、「オンコールなし」「土日祝休み」が選べる事業所だったからです。ここなら子育てと両立しながら思い描く看護に取り組めると感じ、子どもが保育所に入るタイミングで面接していただきました。
現在は9時から17時で1日に6~7件を訪問し、土日祝はお休みで働かせてもらっています。子どもが急に熱を出すなど当日の朝に休みを申し出ることもある中、誰もが気兼ねなく休める体制ができていて本当に助かっています。
「生活」と「気持ち」に寄り添うリハビリを。仲間がいるから頑張れます。
入社:2018年
もともと医療福祉系の別の仕事に就いていましたが、学生の頃から憧れていた理学療法士になりたいと、約10年の社会人を経てから家族の了承を得て学校に通い直し、資格を取得しました。資格取得後は4年ほど病院に勤めていましたが、子どもが縁で知り合った『いちむじん』の管理者から実習中に助言をいただいていたこともあり、訪問という新たな分野で一緒に頑張ってみたいと転職を決めました。病院は若い世代のスタッフが多く、幅広い年代・症例の方への処置を通じて切磋琢磨しながら実力を磨くにはピッタリの場所です。ただ、患者様が普段どんな暮らしをしているのかが見えにくく、ある程度知識を持ってから訪問に移ってきて良かったと感じています。現在は岸和田市全域を社用車で回り、70~80代の利用者様を中心に1日7~8件のリハビリを担当しています。
利用者様やそのご家族からの「ありがとう」が仕事の励み!個人のペースで働ける環境をつくっています。
入社:2016年
病院看護と訪問看護の一番の違いは、利用者様の“病と向き合う”か“生活と向き合うか”です。管理された場所で病の治療を目指すのではなく、私たちは住み慣れた場所でいかに負担なく暮らしていけるかを考えています。バイタルチェックをはじめ、点滴や床ずれの処置、痛みなどの緩和ケア、体の動かし方の指導、看取り態勢のアドバイスなど医療行為に関わらず仕事は多岐にわたり、不安をやわらげるためのコミュニケーションも欠かせません。
利用者様のご自宅で看護を行うので、最初はタオルの場所もわかりませんし、お水を使用する場合も許可が必要です。そういった点での苦労はありますが、病院ではありえないくらいの近い距離感で接せられ、お伺いした際に「久しぶりやな!」なんて笑顔で出迎えていただけるのは、この仕事ならではの魅力です。なるべく同じ方を担当できるように心がけていますので、これから始める方もすぐに実感していただけると思います。
地域のため、やれることはまだまだある。働きやすい職場で夢の実現を目指しています。
入社:2016年
これまで整形外科で働いており、訪問リハビリの仕事に携わったのは当事業所が初めてでした。病院と大きく違うのは、痛みを取り除くことではなく、生活の中での能力向上に目を向けたリハビリに重きを置いていることです。訪問リハビリでは、立ち上がりやベッドからの起き上がりなど、直接的に生活をふまえたリハビリを実施できます。また、落ちてしまった能力をうまく補えるように、歩行器や手すりといった福祉用具の提案も可能です。リハビリだけでなく、負担のない生活を送っていただけるように、さまざまなアプローチで利用者様を支えられることに面白みを感じています。
働きやすい職場だから、産休・育休取得後の復帰が今から楽しみです。
以前は病院で言語聴覚士として働いていました。2年ほどリハビリに携わる中で、退院後も患者様のサポートを在宅で続けたいと強く思うようになりました。理学療法士などほかのリハビリと比べると、言語聴覚士の訪問サービスを受けられる機会はまだ多くありません。そこで言語聴覚士の訪問リハビリを扱う数少ない会社『いちむじん』の存在を知り、転職を決めました。
現在は1日に6件前後を担当し、脳梗塞などの病後で話すことが難しい方や、加齢や疾患の影響で食事がのどを通りにくくなっている方に向けて、ご要望に合わせたトレーニングのメニューをつくり、口腔体操や発声練習を行っています。発声しやすい姿勢や食べやすい姿勢を伝えるなど、環境を整えることも業務の1つです。言語聴覚士は言葉と聴こえの専門家と言われますが、訪問の現場では摂食・嚥下の指導・訓練がメインになります。在宅では今まで関わったことがないご病気の方や、低年齢の方を担当する機会が多く、まだ経験が少ない私は訓練の内容や進め方、ご家族との関わり方などを上司に相談してアドバイスをもらいながら進めています。
入社:2023年