スタッフインタビュー詳細

利用者様やそのご家族からの「ありがとう」が仕事の励み!個人のペースで働ける環境をつくっています。

大野 沙友里
訪問看護 管理者
入社:2016年
訪問看護なら、利用者様の“生活と向き合う”看護ができます。

病院看護と訪問看護の一番の違いは、利用者様の“病と向き合う”か“生活と向き合うか”です。管理された場所で病の治療を目指すのではなく、私たちは住み慣れた場所でいかに負担なく暮らしていけるかを考えています。バイタルチェックをはじめ、点滴や床ずれの処置、痛みなどの緩和ケア、体の動かし方の指導、看取り態勢のアドバイスなど医療行為に関わらず仕事は多岐にわたり、不安をやわらげるためのコミュニケーションも欠かせません。

利用者様のご自宅で看護を行うので、最初はタオルの場所もわかりませんし、お水を使用する場合も許可が必要です。そういった点での苦労はありますが、病院ではありえないくらいの近い距離感で接せられ、お伺いした際に「久しぶりやな!」なんて笑顔で出迎えていただけるのは、この仕事ならではの魅力です。なるべく同じ方を担当できるように心がけていますので、これから始める方もすぐに実感していただけると思います。

慣れるまでしっかりとフォローするので心配いりません。

訪問看護の作業時間は、基本的に一件につき30分程度です。きちんと段取りをしないと時間に追われてあわただしくなってしまうので、入社後1ヵ月間は多く同行して道順や手順を丁寧にお教えします。3ヵ月ほど経過すれば同行の回数も少なくなり、半年後には一人前になられているはずです。わからないことがあれば、遠慮なく私に電話していただければと思います。親身になって対応しますので、ぜひなんでもご相談ください。

幅広い地域に対応しており、働き方も個々に合わせています。

当事業所では岸和田市を中心に、岬町から尼崎市まで幅広い地域で現在約300名の利用者様に訪問看護サービスを提供しています。最近では個人宅だけでなく、サービス付き高齢者住宅の入居者様のご利用も増えてきました。

利用者様が増加してきたことで、逆にスタッフの要望に応えやすくなり「富田林市から大阪市内に引っ越したので、大阪市内で働きたい」「介護施設だけで仕事をしたい」といった想いに寄り添うスケジュール組みも対応可能です。時間も調整できるので、子どもを保育園に通わせながら働く人もいますし、1日1時間だけの人も活躍しています。また、ブランクも気にする必要はありません。実際に15年のブランクを経て入社したスタッフもいますが、もしかすると一番仕事を楽しんでいるかもと思うくらいイキイキ働いています。

「ありがとう」の一言が、自分を動かす原動力になります。

生後5ヵ月のお子様からご年配の利用者様まで、幅広い年代にご利用いただいており、看取りに関わることも多いです。私は以前、急性期総合病院の緩和ケアに携わっていたので、看取りに強い思い入れがあります。というのも、病院で勤務している際に「病院で機械に囲まれるよりも、自宅で家族に囲まれて最後を迎えたい」という患者様はたくさんいらっしゃり、「いつか自分もその場に立ち会いたい」と感じていたからです。

在宅での看取りはご家族様のご負担も大きくなるので、ときにはショートステイや短期入院を提案しながら心労を抱え過ぎないように気を付けることも大切で、おむつ交換などのやり方をヘルパーと一緒になって教えることもあります。さまざまなタイミングで感謝の言葉をいただけ、家族に近い存在として頼られるためやりがいは大きいです。利用者様が、別の世界へ旅立たれたあともご家族様と関係が終わることはなく、スーパーなどでたまたまお会いしたときに「あのときはありがとうございました」と、また感謝していただけます。そういったうれしさが、明日も頑張ろうという意欲につながっています。

チームワークを発揮して、最高のサービスを提供しています。

「24時間・365日にわたって手厚いサービスを提供する」という『いちむじん訪問看護ステーション』の強みは、1人だけの力では実現できません。看護師だけでも40名近く在籍しており、多くの仲間たちが力を合わせることで、大きな成果を生んでいるのです。訪問中は基本的に1人ですが、勤務後に事務所で会えば話に花が咲き、今日あった出来事やお互いの利用者様に関する悩みを共有しています。幸いにも当事業所で働く看護師は、内科や外科、心臓科、脳外科、小児科、ICUなど幅広い診療科目の経験者が揃っており、どなたかに聞けばほとんどの問題や疑問は解決しますし、学びを得るチャンスがたくさんあります。仕事の幅も広いので、「こういうことをしてみたい」という方は、ぜひ面接時におっしゃってください。あなたの看護観を実践できるようにサポートします。そうして一緒に、「大阪府で訪問看護を利用するなら“いちむじんさん”から」とケアマネージャーやドクターに思っていただけるような訪問看護ステーションをつくっていきましょう。

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