住民の方の「ありがとう」という言葉が業務の励み。夢を叶えるため、少しずつ前進中。
影山 さゆり
(かげやま さゆり)
- PROFILE
- 前職は製造業。トラックを運転する仕事に興味を持ち、転職を考えているうちにヒロセを知り入社。管理部に配属され、一般廃棄物・産業廃棄物事業に関わる。将来は、大型免許を取得して大型トラックに乗るのが夢。スノーボードが趣味で、オフシーズンにも筋トレをして体づくりを欠かさない。
入社のきっかけは?
東日本大震災の被災地復興に協力していたことを会社のHPで知って感動し、自分も仲間になりたいと飛び込みました。
インタビュー
私の不安に寄り添ってくれ、じっくり育ててもらえました。
ヒロセに入る前は製造業で働いていたので、業界知識がないままスタートしています。当社で働きたいと思った理由は2つあり、ひとつは震災の現場に出向いて復興に協力していることを知り感動したこと。もうひとつは、トラックの運転がしたいという幼き日からの夢を叶えるためで、パッカー車やトラックに乗れる仕事に興味がわきました。専門的な仕事なので入社当初は戸惑うことも多く、一番の壁だったのはるルートの暗記です。当社の一般廃棄物事業は日野町をはじめ、湖南市や甲賀市にも向かうためルートがたくさんあります。覚える自信がなくて試用期間の延長を申し出たら会社側はやさしく受け止めてくれ、通常より長く研修させてもらえました。おかげでいまも続けられています。
働くとわかるシンプルで奥が深い仕事。
一般廃棄物事業の仕事は、働く前はパッカー車でごみ袋を収集するだけのイメージでした。しかし、実際にはごみの種類は、細かく決められていて、廃プラスチックの扱いも地域でルールが異なりますし、ビンの回収はパッカー車ではなく平ボディの2tトラックを使用するといった感じで仕事の進め方も違います。1年を通してごみの出る量にも差があり、可燃ごみで言えば夏場が一番多いです。また、産業廃棄物の回収では滋賀県内以外のお客様先も対象になるため、いつも新鮮な気持ちで現場へ向かっています。また、当社の社員はやさしく社交的な人が多いというのも働いたから気づけた点で、自分から話しかけることに苦手意識がある私もコミュニケーションで困ることはありませんでした。
「ありがとう」と言われることが、一番の原動力。
働いてわかった大きな発見は、感謝される仕事だということです。ごみを収集していると、住民の方から「いつもありがとうございます」「がんばってくださいね」と声をかけていただけることがあり、最初はおどろきました。しんどい日もみなさまからの感謝や励ましの言葉のおかげで、いつもうれしい気持ちになって救われています。環境保全に関わる仕事の意義を感じられるので、やりがいも大きいです。当社は産業廃棄物事業用に大型トラックを3台保有しているので、いつか大型免許を取得して運転したいと考えています。とはいえ、その仕事に関わるには、フォークリフトや移動式クレーンの資格も必要です。あせらず1歩ずつ資格を取得して、夢の実現を目指します。
一日の流れ
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7:30
- 出勤、ラジオ体操、朝礼
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7:40
- 担当コースへ出発
- 2人1組でパッカー車やトラックに乗って出発し、担当コースのごみを収集します。パッカー車に積載できる量は限りがあるため、満載になれば都度ごみ処理プラントへ向かい、中身を空にします。
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12:00
- 昼休憩
- 休憩は車内で取ります。
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13:00
- 業務再開
- 休憩後に、再び担当コースを回ります。
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14:30
- 産業廃棄物の収集
- 一般廃棄物の収集が一段落したら、工場などで発生する廃棄物の収集を行います。産業廃棄物の場合は1名で行くことも。場合によってはフォークリフトやクレーンも使用します。
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16:00
- 帰社・洗車・日報作成
- 会社に帰ったら、高圧洗浄機などを用いて徹底的に汚れを落とします。すべての車を清潔に保っているからこそ、職場に匂いはありません。
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16:30
- 退社
取材日:2023年1月