スタッフインタビュー詳細

ご本人様、相談員さん、双方の思いに応えられる仕組みを実現していきたい。

廣田 英行
相談員
東和圏域マネージャー
2012年入職
各市町村の障害支援を担う相談員さんを通じて、
より暮らしやすい地域づくりを後押ししています。

奈良県下の東和圏域マネージャーとして、各市町村の障害支援を担う相談員さんと連携を図りながら、障害のある方にとってより暮らしやすい地域の実現に努めています。ひまわりとは、とあるご縁からお付き合いが始まり、「地域で共に生きる」という法人の理念に強く惹かれて、以来10年近く携わらせてもらっています。私個人の活動領域としては、ひまわりにとどまらず、東和圏域の各地域が抱える課題へのアプローチや、解決のための仕組みづくりを活動の軸としています。障害のあるご本人様と直接関わる機会は少ないものの、それぞれの地域にお住まいの方々が望む暮らしを実現するために、また相談員さんを支える立場として、各市町村を奔走する毎日です。

「地域で共に生きる」という理念を実現するためにも、
ご本人様、相談員さんの思いを大事にできる仕組みづくりを。

障害福祉の制度が複雑化したことで、既存のシステムやサービスありきで、ご本人様の暮らしが形づくられている傾向があると感じる昨今。そのような状況のなか、相談員さんたちによくお伝えするのは、「あくまでも、ご本人様が望む生き方を実現することが大切です」ということです。各地域の相談員さんが、ご本人様の思いに寄り添う意識を持って支援に臨むことで、現場の思いを起点とした仕組みが実現できると考えています。また、そういった相談員さんたちの思いやがんばりが、きちんと報われる環境をつくることも、東和圏域マネージャーとしての課題です。障害のあるご本人様の暮らしと、それを支える職員たち、そのどちらにも応える仕組みをつくり上げることが、今後私が果たすべき役割だと感じています。

自分が本当に大切にしたいものを、
ぜひひまわりで見つけてもらえたらと思います。

私が障害福祉の世界へ飛び込んだのは、26歳のときです。それまでは、靴下メーカーの営業や土木作業員、プラスチックの製造会社、運送業者など、いろんな仕事を転々としていました。収入も業種によってさまざまでしたが、そんな生活を送るなかで感じたのが、「自分にとって大切なものは、お金ではない」ということでした。それから、金銭以外の何かが得られる仕事に就きたいと思い、福祉業界へ。そんな経歴の私とひまわりとの関係性が10年近く続いているのは、自分が本当に大切にしたいものが、ひまわりの理念と重なり合っているからだと思います。ご自身のなかに何か大切にしたい思いがあるという方は、ぜひ当法人へ足を運んでみてください。その思いが実現できる環境が、きっとここにあると思います。

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