INTERVIEW

独立系企業としての誇りを胸に。
長い目でお客様と向きあいたい。

Q1
Q1

入社のきっかけを教えてください。

30代半ば、業界未経験での挑戦。その背景には共感がありました。

営業として、関西圏に根差して勤務できる転職先を探していたところ、阪神輸送機を知りました。ほかの会社も検討していましたが、独立系の昇降機メンテナンス企業の先駆けである点に興味を惹かれる格好で、入社を決意。お客様と長期的な関係を築くことを重視する当社の営業スタイルに共感を持てたことも、プラスに働きました。当時の私は、すでに30代半ば。前職はメーカー勤務とあり、新たな領域に不安を感じる部分もありましたが、人々の生活に密着した製品に携われるやりがいを励みに、今日までやってくることができました。

Q2
Q2

担当業務の内容を教えてください。

昇降機を安全に利用していただくためのトータルサポートを担当。

新規のお客様にはエレベーター等のメンテナンス契約の提案、既存のお客様に対しては定期点検やリニューアル工事といった、アフターサポートの窓口を担っています。業務全体に占める割合は、既存のお客様とのやりとりが9割近くで、その多くは不動産管理会社。故障発生時には、現場のエンジニアと連携を取ることもあり、専門的な知識が求められる場面も出てきます。エスカレーターや小荷物専用昇降機、機械式駐車装置も担当していることに加え、営業エリアも京阪神を手広くカバーしているだけに、仕事の内容も多岐にわたります。

Q3
Q3

仕事のやりがいはなんですか?

一方的ではなく、お客様とともに同じ方向を目指せる喜びがあります。

営業からすれば、やはり契約が決まった瞬間が仕事の醍醐味ではありますが、簡単に目的を達成するよりも時間をかけて成約したときの方が、いっそう大きな喜びを感じられるものです。過去には、他社の部品交換費用が高額だとご相談を受けたケースも。それまでにメンテナンスを請け負っていなかった物件だったので、詳しい調査を実施して見積もりを作成しました。その後は何度も商談を重ね、1年以上の期間を経て、ようやく契約。お客様とともに歩んできたぶん、喜びもひとしおでした。そういう仕事はずっと心に残っています。

Q4
Q4

仕事にあたって心がけていることはなんですか?

長期的な視点に立ち、お客様の信頼を築いていくことが肝心です。

長年、営業という仕事をやってきて感じるのは、お客様からのご要望に応えようと必死になれる人が、成果を残しているということ。それはもちろん、当社でも同じことです。私も、お客様に寄り添うことを第一に意識しています。ときには費用面や期日などについて、対応が困難なご依頼もありますが、腰を据えて話を聞くことが先決。じっくりお客様と向きあえば、セカンドベストのご提案を示せることも少なくないからです。私たちの仕事は、決して「売って終わり」ではありません。契約が決まってからが、本当のお付き合いの始まりです。

SCHEDULE 1日のスケジュール

9:00

出勤

メールをチェックし、当日のアポイントメントの確認、訪問の準備を行います。

10:00

得意先に出発

本社を出発し、社用車でマンションの管理会社に向かいます。

10:30

商談

お客様からの声を聞き、必要に応じてエレベーターの部品替えをご提案。午前中は2件ほどまわります。

12:00

休憩

入電の数が少なくなる12時から13時の時間帯に、なるべく食事を済ませるようにします。

13:00

商談

マンションを自主管理しているオーナー様と、直接契約について商談に入ります。午後からの訪問も2件程度です。

16:30

契約書のお渡し

当日のスケジュールにはありませんが、訪問ルート近くのお客様のもとへ契約書をお届けに立ち寄ることも。

17:00

事務作業

帰社し、見積書の作成、翌日の準備を行います。

17:30

終礼・退勤

すべての業務が完了し、退勤。今日もお疲れさまでした。

MESSAGE メッセージ

創業時の理念が、いまも自分の仕事の指針に。

昇降機の定期的なメンテナンスは建築基準法で義務づけられていますが、安全管理の依頼先となると、メーカー系のメンテナンス会社のみという時代がありました。創業から40年以上を数える阪神輸送機には、そのような状況に一石を投じ、お客様に新しい選択肢を提示していくことを目的として、企業活動を行ってきた歴史があります。当社の使命は、私が転職先を選ぶ際の大きな決め手にもなりました。先輩たちにより受け継がれてきた思いを見失わず、日々お客様と接することが、私のこれからを支えてくれるはずだと考えています。

取材日:2019年9月

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チャレンジ精神を持って前進しよう。