INTERVIEW

その先を考えた保守作業で、
お客様に喜びを届けたい。

Q1

入社のきっかけを教えてください。

マルチな仕事を通して自らを成長させようと、阪神輸送機へ入社。

お客様と密に関わりを持てる仕事をしようと、製造業から転職してきました。たくさんの選択肢があるなかで、新たな仕事場に阪神輸送機を選んだのは、ただ単に機械のみを扱うわけではない業務に成長の可能性を感じたから。転職を自分自身の挑戦の機会にしたいと考えていた私にとっては、とても魅力的な環境でした。入社後は実際に、機械式駐車装置の点検作業を軸に据えつつも、各種機器の保全を目的とした部品交換の提案など、メンテナンスに関連する仕事をトータルで任されており、充実した毎日を送ることができています。

Q2

担当業務の内容を教えてください。

故障を未然に防ぐべく、機械式駐車装置の保守に取り組んでいます。

マンションなどに設置されている機械式駐車装置の定期点検、点検内容の記録、部品を取り換える際の見積書の作成といった業務に従事しています。現場での作業は2名1班で進めるのが原則。機器の操作と内部での実作業とに分かれ、チェーンやスプロケットといった駆動部への注油、制御盤をはじめとした電気機器の通電確認などを行っています。入社当初にも教わったことですが、装置が動作している間は作業の手を止めるのが基本です。効率を考えれば、その間にもできることがあるとはいえ、安全を最優先にした行動を徹底しています。

Q3

職場の雰囲気はいかがですか?

現場単位ではなく、部署を挙げて仕事に臨む関係性があります。

社員同士、密にコミュニケーションが取れていると思います。機械式駐車装置は同じ製品であっても、設置されている場所によって傷みの進行に大きな差が出るのが通例。また、建物の特性に合わせてカスタマイズされたものも存在し、班として経験のない故障に対応する場面も当然出てきます。しかしそんなときにも部署内のメンバーに質問を投げかければ、親切で的確なアドバイスが返ってくるので、心強い限りです。担当する現場はそれぞれに異なりますが、パーキング事業部というチーム全体で仕事をしている感触がありますね。

Q4

今後の目標を教えてください。

現場対応とお客様対応の両輪で、装置の安定稼働を実現したい。

定期点検だけでなく、突発的な故障に対応するのも私たちの役割。とはいえ、駐車場を利用される方の不便を想像すれば、予防保全が行き届いていることが大前提だと思います。そこで、今後は現場での観察眼にいっそう磨きをかけて、細かな異常も見落とさず、注油など必要な処置も抜かりなくこなせるようになりたいです。それと同時に伸ばしていきたいのは、お客様への提案力。部品交換をはじめ、先を見越したメンテナンスをご納得いただける形でおすすめすることで、いま以上に故障の発生を減らしていきたいと考えています。

SCHEDULE 1日のスケジュール

8:30

出勤

工具や資材の準備を部下に託し、自身はパソコンで社内の共有事項をチェック。9時ごろには事務所を出発します。

9:30

定期点検

現場に到着し、点検作業を進めていきます。阪神間を中心に、午前中は2件ほどの点検作業を行います。ひとつの物件につき、3ヶ月に1回ほどのペースで訪問しています。

12:00

休憩

食事は外出先で摂ることがほとんどです。

13:00

定期点検

午後からは3件程度の現場をまわります。時間に余裕があれば、近日中に定期点検を予定している物件に立ち寄り、お知らせを掲示することも。

16:30

事務作業

事務所に戻り、当日の点検内容を報告書に落とし込みます。続いて、部品交換が必要な物件について、見積書を作成します。

17:30

退勤

すべての業務が完了し、退勤。今日もお疲れさまでした。

MESSAGE メッセージ

お客様満足に向け、互いに協力できる職場です。

この仕事の醍醐味のひとつに、故障していた装置を無事に修理できた瞬間があると思います。制御盤を例に取れば「ここまでは通電しているから、あの部品が劣化しているはず」というように、経験を重ねたことで故障原因を推測できるようにもなり、以前より対応がスムーズになった実感も。その結果としてマンションの管理人さんやお客様の笑顔を目にするたび、転職活動中の思いが満たされている喜びを噛み締めています。現場での課題解決に向けて社員が助けあう風土もあり、連帯感を持ってお客様と向きあえる会社だと思います。

取材日:2019年9月

ONESTEP FORWORD

チャレンジ精神を持って前進しよう。