児童デイ インタビュー詳細

根拠のある療育を提供したい。その一心で、現場での実践やスタッフの教育にあたっています。

福澤 友輝(ふくざわ ゆうき)
児童発達支援デイサービス ファミリアキッズ
事業部長
2017年入社

≪プロフィール≫
前職は病院に勤務し、理学療法士としてNICU(新生児集中治療室)での新生児の姿勢管理や外来での発達障がいの子どもを対象としたリハビリなどをおこなっていた。より心理的な観点から子どもたちへのケアを実践したく、当社へ。児童発達支援事業所の立ち上げより携わり、現在は守口・門真・大和田のファミリアキッズを統括している。現場での新人スタッフの指導も担う。
Q.職場と活躍中のスタッフについて教えてください。

0歳から6歳までの就学前のお子さまを対象に療育をおこなっています。現在3拠点にて展開しており、1拠点あたり40名ほどの方にご利用いただいています。お一人おひとりの特性に寄り添った個別療育が基本ですが、通われているお子さま同士でのかかわりにも焦点を当てた療育の考案など、日々新たな取り組みを実践しています。
職場では保育士をはじめ幼稚園教諭、作業療法士、理学療法士、心理師(士)などの資格保持者が在籍し、それぞれが専門性を生かし支援にあたっています。世代は20~50代と幅広く、男性も活躍しています。

Q.入社後の研修について教えてください。

未経験であれば、まずは先輩について見学するところからはじめていただきます。その後、留意点などをレクチャーしたのち実際に個別や集団での療育をスタート。終われば、録画していた療育の映像を見ながらのフィードバックもおこなっています。お子さまと一対一で向き合うのがステップアップへの近道なので、じっくりと時間をかけかかわりを学んでいただければと思います。
療育の実践に必要な心理学の知識などは社内外の研修で学ぶ機会を設けています。社外研修の費用としてスタッフ一人あたり年間5万円までを支給するほか、研修休暇も利用でき、積極的に学べる環境がととのっています。

Q.どんなときにやりがいを感じますか。

通われるお子さまの発達を促すだけでなく、ご家族の方に寄り添うことも大切にしています。当事業所を利用し始めたばかりの保護者の方の中には、お子さまが発達障がいであると診断され、戸惑い、悩まれている方も見受けられます。私たちが専門知識をもって介入することで、笑顔の時間が増えたり、連絡ノートへご自宅での楽しそうな様子をたくさん記入してくださるようになったりと、少しでも保護者の方の心の支えになれていると実感できたときは大きなやりがいを感じます。
また私は現場でスタッフの指導にもあたっているので、彼らの、学んだ知識を現場で活用できたときの喜びに満ちた表情をみると嬉しくなりますね。実はまだまだ“なんでもあり”が通用してしまっている児童発達支援の世界。すべてがエビデンス通りにとはいきませんが、スタッフたちが学べる環境をととのえ根拠のある療育を確立していくことには大きな意味があると考えています。

≪メッセージ≫

どんな人が療育に向いているかと問われると、答えはシンプルで、子どものことを好きでいてもらえたらそれが一番!適切な支援をおこなっても成果が出るのには大抵とても時間がかかりますし、子どもたちやご家族の力になりたいとの思いを持ち、課題や困難をクリアしていきましょう。もちろん技術的な面は私たちがサポートするので、ご安心ください。

≪一日の流れ≫

8:25
出勤
朝礼後、午前・午後の療育タイムテーブルと送迎予定を確認。

9:00
送迎対応

9:30
管理業務のほか、お子さまの発達評価やモニタリング記録、
支援計画書の作成、園や学校との連携をおこないます。

12:00
昼休憩

13:00
情報共有、アドバイス
午後の療育前に指導員と情報共有をおこないます。

14:00
送迎対応

14:30
発達評価、モニタリング記録、支援計画を作成。

16:30
送迎対応

17:00
発達評価をまとめ、療育を振り返ります。
終わり次第明日の準備をします。

17:30
退勤
本日もお疲れさまでした!

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