訪問看護インタビュー詳細

利用者様の生活に寄り添い、大切な人生にかかわれる。お給料に代えられないやりがいを日々受け取っています。

小林 史(こばやし ふみ)
リハビリ訪問看護ステーション ファミリア神戸
管理者
2018年入社

≪プロフィール≫
新卒で一般病棟に6年間、外来・透析室で4年間勤務後、夫の転勤に伴い神戸へ。以降子育てと両立しながら、病院とクリニックで働く。『リハビリ訪問看護ステーションファミリア神戸』にはオープニング職員として入職。時短パートとしてスタートし、正職員、管理者へとステップアップし現在に至る。
Q.ファミリアに入職したきっかけは?

以前から訪問看護の仕事には興味があり、『ファミリア神戸』のオープニング募集をみて思い切って応募しました。ただ、「やってみたい」と思うと同時に、利用者様のお宅に上がりケアすることにハードルの高さを感じてもいました。ですが実際に働きはじめ、利用者様の“その人らしさ”に重点を置いたケアを目の当たりにして、私の選択は間違っていなかったと確信しました。今ではすっかり、そのやりがいの虜です。初めてのお宅に上がるのは少し緊張しますが、そこはプロ意識を持ち、かつピリッとした雰囲気を出し過ぎない訪問を心がけています。

Q.これまでに嬉しかったエピソードを教えてください。

たくさんありますが、中でも利用者様のお看取りを終え、ご家族の方と最後のご挨拶をさせていただく際、「ファミリアさんに来てもらって、本当に良かった!」「一生忘れない!」とハグをしてもらえたのはとても印象に残っています。訪問看護は利用者様の数だけケアの答えがあるからこそ、「あのときもっとこんなふうにできたかな」と振り返り、たくさん反省もします。だからこそ、こういったお声掛けが大きな励みになっています。客観的な視点を持ちつつ、家族の一員であるくらいの覚悟で、利用者様とご家族様の人生にかかわらせていただいています。

Q.今後入職される方に求めるものは?

未経験で訪問看護をはじめる方は、きっと想像以上に生活に入り込むその仕事内容に最初は少し驚かれるかもしれません。実際に私にとってもそうでした。主治医の先生からの指示以外にも、気を配るべきことが多くあります。バイタルチェックなどの医療的なかかわりももちろん重要ですが、それと同等かそれ以上に、利用者様やご家族の方が何を望まれているかを、たくさんコミュニケーションを取り感じ取ってもらいたいです。あと、私たちは“健康のプロ”だということもお忘れなく!イキイキと働く姿を、利用者様に見ていただきましょう!

≪求職者の方へメッセージ≫

お給料は働くうえでとても重要ですが、この仕事ではそれ以上のものを利用者様やご家族様からいただいているよねと、一緒に働くスタッフとよく話します。経験を積むほど、自分たちの人生観が豊かになっていると実感します。今後新たに入職される方とも、このやりがいを共有できると嬉しいです。

≪一日の流れ(神戸)≫

9:00
出勤
訪問の準備をします。

10:00
訪問
1件1件丁寧に対応します。

12:00
昼休憩
事務所に戻り、午後に備えて昼食をとります。

13:00
訪問準備
午後からの準備をし、再び訪問へ。

16:00
帰社
必要に応じて他職種(ケアマネ、主治医など)へ連絡・連携します。

17:00
退勤
終業時間によっては直帰も可能です。お疲れさまでした!

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