職種紹介
看護師(第2特別養護老人ホーム)
食事量や排せつの確認をはじめ、バイタル測定、受診介助、入退院時の対応、定期回診の補助、薬剤管理、胃瘻(いろう)造設の方の注入食のケアといった健康管理や医療処置が中心です。日により担当フロアが定まっている場合もあれば、フリーで各階を周り、検温やバイタル測定といった健康観察のサポートを担うこともあります。昼食時には介護職員とともに食事介助を行うなど、幅広く業務をお任せしています。
POINTS
01職場の雰囲気
50代を中心に6名(2022年1月現在)の看護師が活躍中です。介護職員、相談員などの他職種の職員を含めると、20~60代と幅広い世代が在籍しています。日ごろから、年齢や社歴に関係なく対話を重ねて信頼関係を築くなど、明るい雰囲気や協力体制が整う環境です。
-
02仕事をする上で大切なこと
100名ほどの健康管理を行う中、入居者様に安心して施設での生活を送っていただくためには、看護師間はもちろん他職種との連携も欠かせません。また、認知症専門の施設である第2特養の方は、ご自身で体調の異変を感じても言葉にできる方が多くないのも事実です。だからこそ、日常生活に深く関わる介護職員との連携を強化するのはもちろん、自身の目で入居者様の様子をしっかりと観察することも大切です。そうした日々の積み重ねが、「いつもと少し違う」「以前より元気がない」などの小さな変化の中に隠れる病変をいち早く見つけることにもつながります。
-
03仕事の魅力
日常生活に深く関わるため、入居者様の優しさに触れる機会も多いです。笑顔やかけていただく言葉に励まされることもあります。また、最期の時を迎える支援を行う特養だからこそ、悲しさや寂しさを実感すると同時に、看護の仕事の奥深さを感じることも。入居者様の安らかなお顔を見ることや、ご家族から「施設で最期を迎えることができて良かった。ありがとう」と感謝の言葉をいただくと、ご本人やご家族の想いに最期まで寄り添えたのかと安堵します。入居者様やご家族を支える立場ですが、私たち職員がその存在に深く支えられているのです。