施設紹介

1995年の開設以来、地域の介護・福祉に貢献してきたゆぁほうむ榛原。「和・豊・楽・健」の4つのテーマを胸に掲げ、入所者様の健やかで楽しく快適な暮らしを支えています。そんなゆぁほうむ榛原の特徴や魅力をご紹介いたします。

施設の特徴

地域をリードする最先端の設備を完備

入所者様の満足度の向上や職員の負担軽減を目的に、ICTやセンサー類への設備投資にも積極的です。ICTの分野においては、職員間の連絡にインカムを導入したことで、個別のやり取りだけでなくフロア全体への周知も容易になりました。介護記録などは電子化したことでタブレットによる入力・閲覧が可能に。また、排尿予測センサーや非装着・非侵襲タイプの睡眠チェックセンサーを導入したことで、排せつ介助や健康管理も非常にスムーズです。最新設備を意欲的に導入する理由として、志を同じくする介護事業者へ結果を共有する狙いもあり、県や近畿、全国の老人福祉施設協議会が主催する研究会にて実証結果を発表しています。多くの製品をテストした上で必要なものを購入しているので、最新のテクノロジーにふれられる機会が今後も多くあります。

宇陀けあネットを活用し、きめ細かなケアを実現

宇陀市は介護・福祉の分野において全国の中でも先進的な取り組みをしており、そのひとつがICTを通して介護施設と病院が相互に情報を共有できる仕組みである「宇陀けあネット」です。奈良県内でモデル事業ともなっているシステムのおかげで、入院した入所者様のご様子も把握でき、退院後の対応も的確に行えます。次のスタンダードになる介護・医療の連携を体験したい方にとって最適な環境が整っています。

メーカーがバラバラな車いすに込められた想い

ゆぁほうむ榛原では、車いすの種類をあえて統一しておりません。これは「車いすは、靴と同じ」という発想からきています。入所者様ごとに一番フィットする車いすを選定していった結果、多くの種類を保有することになりました。また、車いすだけでなく福祉用具も豊富に取り揃えています。

介護・福祉を超えた地域とのつながり

長く地域に根差し、交流を温め続けてきた当施設。感染症が流行する以前は、外部の方も参加できる施設のイベントで1000人以上の来場者を記録したこともあります。現在では大規模なものはできなくなったとはいえ、職員が参加しているグループの子ども食堂に協力したり、ご家族が認知症になられた方が相談できる場としてのカフェ(オレンジカフェ)を定期的に開催したりとつながりはいまも続いています。

ともに働く仲間について

男女関係なくキャリアアップを目指せる

開設以来、性別に関係なく公平に評価して人材を引き上げてきた歴史があります。統括施設長や副施設長をはじめ、女性の管理職の活躍も目立ち、産休・育休を取得したあとも継続してキャリアアップを目指せます。マネジメント業務にも興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

だれもが自分のやさしさを活かせる体制

ゆぁほうむ榛原では人材の多様性が広がり続けています。当施設では、すべての職員に同じ役割を求めておらず、その方の魅力を最大限に発揮できるようなポジションを考えています。たとえば、身体介助がむずかしければベッドメイクや清掃といった環境整備の仕事をお任せするなど、その人のできることに目を向けて、なにかしらの形で入所者様の暮らしを支えていただけるように配慮してきました。現在では、70歳を超える職員や障がいを抱える職員も生き生きと活躍しています。

多国籍の人材で入所者様のケアに取り組む

当施設の海外人材の割合は全体の約2割を占めており、ベトナム、フィリピン、中国、モンゴル、タイ、ミャンマーと国籍も多彩です。正職員として活躍する人材も多く、その勤勉な姿勢は入所者様からご好評をいただいています。将来的にリーダーも誕生すると考えていて、語学スキルに応じて外部研修も参加してもらっており、国籍に関係なく引き上げていくつもりです。

成長を促進する教育体制

未経験から安心して始められる新人研修

入職後は、まず1週間ほど座学にて基礎知識を学び、その後に3ヵ月間ほど先輩たちの横について仕事の流れを覚えます。経験豊富で面倒見の良い先輩が教育係を務めるので、わからないことがあれば気兼ねなく頼ってください。また、夜勤に関しても初めからお任せすることはありません。慣れるまでは日勤のみの勤務なので安心です。排せつ介助や体調確認など、これまで勘と経験で行っていた業務も近年ではセンサーで補えるようになっているため、早いうちから活躍しやすい環境が整っています。

経験を問わず成長し続けられる教育体制

ゆぁほうむ榛原では、開設当初より人への投資に力を入れてきました。外部研修への参加をはじめ、定期的な勉強会を開催。テーマに沿ってプロジェクトチームを組み、それぞれがテーマを決めて現場で検証を進めています。プロジェクトチームへの参加は希望制で、定期的な面談を通して施設側からの期待と本人の希望を擦り合わせて調整しています。実はこうした取り組みが設備の充実につながっていて、ボトムアップで意見を提案して改善していけるため、各チームの士気は非常に高いです。

いつでもどこでも学べる研修動画

さまざまな事情で現場に集まる勉強会に参加できない職員もスキルアップしていけるように、オンライン上に研修動画をアップしています。場所や時間を問わず閲覧でき、繰り返し見ることも可能です。

目的意識を持って働けるキャリアパス制度

だれもが思い描いたキャリアの実現を目指せるように、どうすれば、どのポジションを任せられるようになるかの基準を明確に表記しています。そのため、何年後にどうなっていたいといった目標を持って日々のスキルアップに励めます。

福利厚生や働きやすい環境

長く安心して続けられる待遇をご用意

年2回の賞与をはじめ、家賃補助も最大で2万円支給。交通費は全額支給するので、宇陀市以外にお住いの方も安心して通えます。さらに、福利厚生サービスとして提携するリゾートホテルをお得に利用可能です。永年勤続表彰もあり、節目ごとに表彰状と金一封を授与しています。また、感染症拡大以前は、海外への職員旅行や施設内サークルなど職員交流も盛んでした。世の中の状況を鑑みながらイベントの復活も模索しており、2025年より職員旅行を再開するか検討中です。

産休・育休からの復帰もしやすい環境

365日切れ間なく入所者様のケアを必要とする介護の現場において、育児との両立は不安要素でありますが当施設なら心配いりません。日勤のみや時短勤務にも対応しており、その期間にあえて期限を設けないようにしています。人それぞれ事情があり、画一的なルールを設けると、そこからはこぼれてしまう職員が出てしまうためです。ご縁があって入職してくれた職員との関係が途絶えないように、すべての職員を対象に課長と副施設長による面談を年2回実施して、どのような働き方をしていきたいかをヒアリングしています。ワークライフバランスを取りやすいので、無理せず長くキャリアを積んでいけます。

医療・介護・行政の密な連携を実現

医療法人豊生会に属する加藤クリニックが中心となり、宇陀在宅医療を推進する会として勉強会を実施しており、褥瘡(じょくそう)をはじめとした研修を地域の各医療機関や介護施設に呼びかけて開催しています。ゆぁほうむ榛原には系列の医療法人があるので、24時間体制で医療サービスを提供可能。入所者様の容態急変の際も心強さが違います。入所者様のご家族様にとっても安心できる環境が整っており、自分の家族が入所している職員も多いです。