スタッフインタビュー詳細

介護業界で働いていた母の影響で同じ道へ。利用者様のことをもっと理解できるように努めています。

尾上 達也
介護職員 主任 
入社:2010年
小さな行いへの感謝のひとつずつが自信となり、成長していけました。

大学では経済学を学んでおり、最初から介護業界へ進むと決めていたわけではありませんでした。ただ、母がホームヘルパーとして活躍している姿を見ているうちにだんだんと介護業界に興味を抱き、就職説明会などで参加するようになって出会ったのが彌栄会です。入職のきっかけは面接の印象で、質問を通して一番人柄について言及してくれたことが好印象でした。なんとなくなじみのあった介護職でしたが、実際に働いてみるとコミュニケーションのむずかしさを痛感しましたね。接し方に正解はなく、Aさんでうまくいった対応でもBさんの場合だと反応が全然違ったりします。そんな大変さがあっても続けてこられたのは、利用者様より日々いただける感謝のお言葉です。お茶をお出しする際やお食事の介助などを行うたびに「ありがとう」とおっしゃっていただけるので、その積み重ねが自信となっています。おかげでモチベーションを保ち続けられていて、コツコツと仕事に励んだ結果ケアマネジャーの資格も取得できました。

認知症のことをより深く学び、もっと利用者様のことを理解したい。

いま一番取り組みたいことは、食事介助と認知症の勉強です。食事介助はとても奥が深く、ただお口許に食事を運ぶのではなく、その方のペースに合わせながら、きちんと飲み込んでいただけるようにサポートする必要があります。また、認知症の方とスムーズな意思疎通を図る方法も学びたいです。というのも、認知症の進行度合いによってはご自身でうまく体の状態を説明できないことも出てくるもので、体調によってご気分が優れないのかと思っていると、実は入れ歯のかみ合わせが原因だったと歯科医師の往診でわかった事例もありました。当法人は外部研修の受講に補助が出るので、そういったことをいち早く察知できるように専門的な知識を身に付けたいと燃えています。主任としても現場をより働きやすくするため動いており、最近でいえば下膳を調理スタッフに協力してもらうことで、食後の口腔ケアや排せつ介助に集中できるようにしました。人と関わることが好きな自分に合っている介護の仕事を、これからも楽しく続けていきたいです。

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