スタッフインタビュー詳細

介護福祉士、リーダー、そして母として。 ステップアップも子育ても、すべて支えてもらえる環境です。

大澤 千佳
介護福祉士
特別養護老人ホーム「恵風園」所属
ユニットリーダー
2015年入社
実習での出会いが、介護職を目指す私の背中を強く押してくれました。

介護職を志した最初のきっかけは、両親の将来を考えてのことでした。祖母の介護生活を支える両親を見て、今度は私が両親を支える番になるかもしれない、そんな将来がきた時のために、知識や技術を身につけておきたいという想いから、介護関係の大学へ進学。さらに当法人の実習で出会ったある利用者さまが、改めて介護職の道へ進もうと強く決意させてくれました。その方は耳がほとんど聞こえず、他の利用者さまとも職員ともなかなかコミュニケーションがとれていませんでした。私にはその方が、同じ空間にみんなで一緒にいるけれど、音が聞こえないことでより一層の孤独を感じているように見え、少しでも寄り添いたいと思いました。耳が聞こえにくいと理解はしていましたが、大きな声で話しかけてみたり、筆談を繰り返したりを1ヵ月半ほど続けていたあるとき、「本当はずっと寂しかった。あなたが来てくれて良かった。」と懸命に伝えてくださり、さらに手の震えがある中、「ありがとう」と書いた紙を渡してくれたんです。その出来事は、介護職に就くさらなる後押しとなり、この方のお世話をもっと続けていきたいと感じたので、当法人へ入職しました。実習時に頂いた紙は、今でも大切に保管しています。

管理職へのキャリアアップが、職員みんなに寄り添える自分へ変えてくれました。

最初は基礎知識を習得するための座学研修や、介護技術、声掛け方法などを身につけた後、特養のケアポート神戸へ配属。現場に出てからは利用者さまの入浴や排せつ、食事、移動などのサポートをし、経験を重ねてきました。そんな中、産休前に一度は断りを入れていたリーダー職への打診を、復職後の配属先である特養の恵風園でもしていただき、引き受けることになりました。現在はユニットリーダーとして勤務しています。今までは、いち職員の立場で利用者さまのサポートに集中していましたが、リーダーとなり周りを見ながら指示を出したり、職員の心身両面のサポートをしていくことも重要な仕事の一つになりました。現場を代表し声を発信する立場として、上司に対しどのように提案をすれば職員たちの声を反映でき、働きやすさを届けられるかなどを考え、他の職員の支えにもなりたいと思っています。そのために職員の毎日の様子をしっかりと把握し、業務の合間には自ら積極的にコミュニケーションをとっています。一人ひとりの声に耳を傾け、意見をもっと取り入れられた環境を職員と一緒につくっていきたいです。

経験・ブランクは関係なし。『やすらぎ福祉会』は、働くみんなが輝ける場所です。

今後も介護福祉士としての初心を忘れず、入職時から大切にしている笑顔と介護をする上で必要な知識・技術・思いやりのバランスを常に保ちながら、利用者さまにさらに寄り添える支援を続けていきたいです。
当法人の魅力は、ライフステージか変わっても女性が長く活躍できるところです。私自身も産休・育休を取得し、復帰してから管理職へのキャリアアップもできました。今は法人内の保育園に子どもを預けながら仕事をしていますが、施設から近くいつでも様子を見に行ける安心感を持ちながら働けますし、何より福利厚生として保育料の半額補助もあり本当に助かっています。日勤帯のみのシフトや急な休みなど、働き方は柔軟に対応してもらえるので、子育てや家庭との両立を目指す方も安心して働けます。育児との両立の真っただ中の人や子どもの手が離れた人など、同じ道を歩いてきた職員が多くいるからこそ理解があり、協力体制はしっかりと整っています。もちろん、子育てや家庭との両立だけでなく、新人さんの教育でのサポートも充実しています。経験は業務を重ねる中で自然と身についてくるもの。未経験の方もみんなでしっかりと支えていきますので、肩ひじ張らず、一緒に楽しく働きましょう!

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