インタビュー詳細

ヤサカ観光バス T・Nさん(R1.5月入社)

ヤサカ観光バス株式会社 運転士 T・Nさん
前職は工場勤務でフォークリフトスタッフを経てバス業界へ転職したT・N運転士。
自身の運転するバスのホイールはいつもピカピカの鏡仕上げ!安全運転第一を心がけ日々活躍中。
バス運転士になろうと思ったきっかけは?
入社前に感じていた不安はありますか

前職の工場を辞め、ほかの仕事をしたいと思い3ヵ月ほど探していた時に、何気なく見ていた転職サイトにヤサカ観光バスの求人を見つけました。
乗り物に乗るのがもともと好きで前職でフォークリフトに乗っていた時も楽しかったのですが、いろいろな所に仕事として行けるのはいいな~と思ったのがきっかけですね。
自分で大型二種免許を取得するとなると費用もかかりますが、ヤサカ観光バスでは大型二種免許養成制度を使って免許が取れるのと、しっかりとした教育も受けれて、安心してバス運転士として勤務できるのかな思い選びました。
自宅から勤務先まで車で30分以内なので、近いのも助かるというのもありました。

入社前は不安はありましたが挑戦したい気持ちの方が強かったですね。
大型二種免許については、入社してから週5日教習所に通って約1ヶ月程で無事に取得することができました。
その後は社内教習を2~3ケ月受けました。研修当初、教習所では路線バス(9m程)に乗務していたのに対し、観光バスだと12mあり目線も変わるため教習所で習ったことが通用せず別物だなと思い苦戦しました。
指導運転手の方と一緒にバスに乗務してお手本を見せて頂いたり、先輩方に話を聞いたり、実際に広い道で自分自身が運転したりを繰り返すことで観光バスの大きさに慣れていきましたね。

業務中に心がけていることは?
一日のスケジュール例、行ってみてよかったところは?

当たり前ですが、基本に忠実な運転を心がけています。
乗用車を運転する時とあまり変わらないと思いますが、左にハンドルを切るときは左のミラーをしっかり見たり、交差点を曲がるときは必ず徐行一旦停止して安全確認をしてから曲がるようにします。
お客様を乗せているので、発信時やブレーキをかけながら曲がる時は気を付けるようにしています。
交通状況も運転をする上で重要になってくるので、会社の運行管理の方と連絡を取って確認・指示を受けたり、休憩中に次の行き先までの道路状況を自分で確認したりしています。

一日のスケジュールとしては、
出勤→アルコールチェック→日報を受け取る→バスに異常がないか点検→お客様が待っている場所へバスを走らせ観光名所を巡るといった感じです。
修学旅行のお客様が多いので京都市内や奈良の主要名所まで運転し、その日の宿泊施設までお送りすることが多いです。

今まで行ってみて一番よかったところは「東京」です!
自分が運転するバスで首都高速の「東京」と書かれたゲートを通った瞬間が良かったです。
首都高速はプライベートでも走ったことがなかったので、走る前は念入りに調べた上で先輩方の後ろを付いて行きました。
ほかには広島の宮島や、和歌山の白浜も良かったですがもう一回東京に行っていろんな所を自分が運転するバスで回ってみたいです!

長時間の運転で疲れを感じた時、どのようにリフレッシュしていますか?

走るイメージが強いかもしれませんが、実際はリフレッシュできる時間があります。
具体的にはお客様が見学など行かれるとおおよそ一時間は空くのでその間、ストレッチをしたり、10分程仮眠します。
あとは、複数台で行くことが多いので先輩方と話して気晴らししたりしています。
休憩中は喫煙スペースがあれば吸ってもいいのですが、その時の状況に応じて配慮するよう個人的には心がけています。
ケースバイケースですが、お客様と喫煙スペースで一緒になった時、タバコを吸いながらコミュニケーションを取れたりすることもありますね(笑)

観光バス運転手として働く上で大変な事・うれしかった事

大変だった事は、とある配車地・行先の道が泣きそうになるくらい狭かった事です。
何度も扉を開けて見ての繰り返しでなんとか回ることができました。今でも記憶に残っているので相当たいへんでしたね。

うれしかった事は、お客様が降車時に「今日は楽しく過ごせて、車内も快適だったので眠れました!」「スムーズに運転してくれたおかげで酔わなかったです」と褒めて頂いたことです。
このように褒めて頂けるようになったのは、入社して何年か経験を積んでからです。自分のモチベーションにも繋がってくるので有難いお言葉でした。

職場の雰囲気、どんな人と一緒に働きたい? 今後の目標

とにかく楽しい職場です。私が30代で、20代・40代・50代前半の幅広い年代層の方が活躍しています。
年齢・経験問わずフラットに話せる職場なので居心地もいいですね!
自分は職場の中では年下の方ですが、先輩方に仕事の事を聞いても分かるまで優しく教えて頂けるので感謝しています。
どんな人と一緒に働きたいかは、乗り物が好きで人付き合いが苦手じゃない方が良いかなと思います!
日々お客様を乗せるので運転だけではなく、目配り・気配りできるのも大事ですね。
今後の目標は、もっと運転が上手くなって会社から信頼してもらい、いろいろな仕事を任せてもらえるようになることです!

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