ヤサカ観光バスの創業60年の歴史
当社は三つ葉のマークでおなじみのヤサカグループの基幹会社である彌榮自動車株式会社の観光バス課として発足しました。
バスの保有台数増加と共に昭和32年8月にヤサカ観光バス株式会社として独立。昭和50年9月に京都市南区に本社社屋を新築し、同時に社名を京都ヤサカ観光バス株式会社に変更いたしました。
その後、景気の好転やモータリゼーションの発達とあいまって増車をかさね、関西の貸切バス業界では最大手の会社にまで成長。そして、平成23年7月21日をもって大阪ヤサカ観光バス株式会社と合併するにあたり、社名を創業時の「ヤサカ観光バス株式会社」として原点回帰を図り、今日では事業エリアを京都府・大阪府・滋賀県・兵庫県の2府2県へと拡大し、関西を中心とした幅広いお客様に当社をご利用いただいております。
社名及び社章の由来について
社名の「彌榮(ヤサカ)」は、「ますます」を意味する「彌」と、栄えるを意味する「榮」から成る縁起のよい社名です。
社章は建築家の坂尻一郎氏に依頼し、伊勢神宮に伝わる三種の神器のひとつである「八稜鏡」と、楯の内側を見よという諺に由来した「楯」をモチーフにしたデザインです。この「八稜鏡」と「楯」にはそれぞれ平和を願う意味が込められています。
ヤサカグループの3つ葉マーク
ヤサカグループのシンボルマークは3つ葉のクローバーです。
クローバーの3枚の葉は「安全」「快適」「信頼」を表しています。
「安全」についての取組としては、運転手の運転スキル向上のための定期研修の他、最新の安全設備を搭載した毎年16台の新車両導入。「快適」についての取組としては、ユニバーサルデザイン車両の導入や各車内設備の充実と共に、充実した研修に裏付けされたバスガイドの高いホスピタリティのご提供。「信頼」についての取組としては、歴史あるヤサカグループとしてのサービス性の更なる向上を目指した環境整備。
3つ葉のマークは、私たちヤサカ観光バスの社員全員が常にお客様の目線に立って物事を考えお客様により良いサービスを提供することをお約束する「誓い」のマークでもあります。
ヤサカ観光バスの歴史ある車両デザイン
ヤサカ観光バスの象徴となる車体デザインは、日本画壇の重鎮であった三輪晁勢画伯に制作依頼し作成されました。
ヤサカタクシーの溜色(ためいろ、あずき色)を取り入れ京都らしさを表現すると共に「yasaka」の「y」の文字をベースに、鴨川の友禅流しをイメージしたデザインとなっています。
創業当時から文化観光都市であった京都の観光バス会社として、各観光地に集う数あるバスの中で当社のバスが映える歴史ある車両デザインを現在も継承し続けています。