ヤサカ観光バス 中村晃輔(H25.4月入社)

ヤサカ観光バス株式会社 運転手 中村晃輔

未経験からバス業界へ飛び込んだ中村運転手。
以前からの夢であったドライバー職の最高峰、大型バス(貸切観光バス)の運転手の第一歩をヤサカ観光バスで歩み始める。現在は学校送迎やツアーバスを中心に貸切バス業界の第一線で活躍中。

バス運転手になろうと思ったきっかけは?

前職で運転手をしていた頃から、一人での運転に物足りなさを感じていました。自分一人で運転するので自由には運転ができるのですが、荷物ではなくて人を乗せて運転がしてみたかったんです。だからバス運転手を志しました。
大型2種免許を取得してトラック運転手から路線バス運転手になりました。路線バスの運転でバスを走らせる基本がしっかりと身に付いたと思っています。それと同時に、路線バスと観光バスではお客様が求めるサービスや利用目的がまったく違うということにも気づきました。実は路線バス運転手になる以前から、もっと大きいバスの運転がしたいと考えていたのでステップアップとして観光バスの運転手なる決意をしました。

路線バスと観光バスの違うところは?

一番異なる点は、お客様の利用目的が違う点です。
路線バスは日常生活の足(移動手段)としてご利用されます。もちろん時間に正確な運行があたり前です。しかし、安全運行のためや道路状況によってはダイヤに遅れが生じることもあり、その際に運行ダイヤ通りに運行できなかったことでお客様からお叱りを受ける事もしばしばあります。それと同時に、同じ道を運転する路線バスでは、自分の成長にも限界があると感じるようになりました。
一方で観光バスは、自分が走った事が無い道を走らなければならない難しさもありますが、なにより、お客様と運転手が一緒に旅行を創っていくような一体感や雰囲気があると感じています。特に団体旅行のお客様を乗せて運行では、前や後ろを走る仲間の運転手やバスガイド、無線の向こう側から支えてくれる運行管理者、さらにお客様といっしょに楽しい旅を創っていく魅力を感じながらの運行ができます。実際に私自身もバス運転手として、同僚とご乗車されるお客様と共に楽しんで仕事ができています。
さらに、初めて行く場所の場合は走った事が無い道を運転することになりますが、その分も下調べも含めて運転手としての経験が増え、自身の成長を実感できるところに魅力に感じます。

ヤサカ観光バスを選んだ理由を教えてください。

路線バスの運転手をしていた頃に、一般的には観光バスの運転手は、個性の強い方多いと聞いていました。しかし、ヤサカ観光バスは先輩と後輩の壁が無く、路線バス運転手時代の同僚からもヤサカ観光バスの良い話を聞いていたので、観光バス会社に転職するならヤサカ観光バスしか考えていなかったです。
実際に入社して改めて理不尽な縦社会は存在しないと改めて感じています。コミュニケーションが取りやすい社風、わきあいあいとした雰囲気。時に先輩たちが後輩の私たちの立場に立って考えて助言をくれる環境です。7年目の私でも日々の成長を実感できていますし、実際にヤサカ観光バスで働いた7年間は、今まで仕事をしたなかで一番長く働けています。
業務外でも有志で集まった運転手仲間と野球大会に参加したり、会社としても年2回のレクリエーションや慰安旅行などみんなが仲良く働いている会社です。
個人的には、社内のコミュニケーションが取り易く先輩や後輩に縛られないヤサカ観光バスは今からバス運転手を目指している方にとって「0(ゼロ)」から始めやすい会社だと思います。

今からヤサカ観光バスで働く共に仲間に伝えたいことはありますか?

入社後の見習期間中の業務は本当に大切にして下さい。
すぐに乗務したい人も多いかと思いますし、私も入社当時はそうでした。
でも、私に与えられた3ヶ月間の研修期間で、この期間でチームの一員になる準備ができたと思いますし、改めて入社後の見習期間は価値ある期間だったと感じてます。

見習業務中はバスに乗っての路上研修や座学研修のほかに、バスや車庫内の美化活動、車両整備の手伝い、掃除などを行います。業務を覚えることはもちろんですが、人間関係を築く大切な時間でもあると思います。運転手デビューした時にも研修期間で築いた人間関係があればスムーズに馴染んでいけると思いますし、いざ現場に入っても戸惑う心配もありませんでした。さらに観光バスの運行は1人でする仕事では無く、様々な方と連携した動きが必要となりコミュニケーションが非常に大事です。
見習研修終了後に実車を使った路上テストを実施して、一定レベルを超えると観光バス運転手として認められ本採用となります。研修を全うした方であれば、ほとんどの方が合格できますし、もし残念ながら合格ラインに達せなかったとしても、研修期間が延長となりますので、安心してチャレンジして下さい。

今後の目標を教えてください。

運転手として第一線で安全運転を続けて活躍したいです。
そして、お客様からのリピートがもらえる運転手になりたいと思っています。
これまで7年間で走った道や行った観光名所などたくさんの思い出が残っています。震災があった当時は仙台まで行ったこともありますし、静岡伊豆方面や四国はもちろん山口まで行った事も思い出として残っています。そんな楽しい旅をより良いものにするには、バスガイドや運行管理者との事前打ち合わせがとても重要です。それぞれの立場からの意見を踏まえ最適なコースを決め、当日はお客様が快適に楽しんで頂けるように揺れの少ない快適な運転をする。

ヤサカ観光バスでは様々な職種で働く仲間が一体となって、お客様へ快適な旅を提供するための努力を続けています。今後もヤサカ観光バスで働く仲間と共に私自身も運転技術やコミュニケーションスキルを磨く努力を続けて行きたいと思っています。

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