スタッフインタビュー詳細

以前は整骨院で働いていたので、全く異なる業界からの転職です。8年ほど勤めていた中で、院を移って同業で活躍するよりも新しいことに挑戦してみたい思いが強くなってきたんです。モノづくりに興味があったので製造工場を中心に探していて、目に留まったのが山崎製パンです。誰もが知る大手企業なので採用されるのは難しいだろうと思ったのですが、パンも好きですし、ダメもとで受けてみようと挑戦。無事、採用してもらえて今に至ります。
「ガラッと変えてみたい」と思っていた通り、整骨院とパンの製造では全く違い、毎日が驚きの連続です。目にするすべてが新鮮味にあふれていて、日々面白く働いています。業務内容もですが、夜勤を経験したことがなかったので、慣れるまでは2～3カ月かかりました。でも慣れてしまえば問題ないですね。夜勤は残業を含めて18時～翌6時なのですが、出荷量によって3時で上がれる日もあるなど、生活リズムを持って働けています。

私は製造工程の仕込を担当し、メロンパンやチョコチップメロンパンの皮になる部分をつくっています。気を付けているのは、レシピを間違えないこと。仕込は製造工程でも最初の方なので、私が間違えると後の工程まで影響してしまって大変なことになります。もちろんきちんとレシピ通りに計量して機械に投入すれば間違いは起こらないのですが、人の手で作業するので最初は緊張しましたし怖かったですね。まずは先輩や班長が横について教えてくれて、2～3カ月後の慣れてきたころに1人で任されるようになりました。最初は言われた通りの作業をするので精一杯でしたが、今は工程を変えることなくより効率的にできる方法が少しずつ分かってきて、気持ちにも時間にも余裕を持って進められるようになってきたと感じます。

何よりうれしいのは、前職と比べて、かなり給与と休みが増えたこと。月に9日は休みなので、しっかり休めるうえプライベートも充実します。前職は接客業だったので「今日は何を話そう？」と話題探しに悩むこともありましたが、今はきちんと作業をすればOK。意外と今の仕事の方が向いているのかもと思っています。コツコツ作業が好きな人にはお勧めですね。ただ、作業中は集中して黙々と進めていても、確認や連携が必要な場面は多いため人とのふれあいが全くないわけではありません。休憩中は楽しく雑談もするので、職場の雰囲気はいいですよ。
まずは仕込の仕事をきちんとできるようになることが、今の目標です。その先に任せられる仕事量が増え、人から頼られる人になっていきたいですね。私がそうだったので、少しでも興味があれば、経験などは気にせず挑戦してみてほしいと思います。