検査の仕事自体は、前職から通算すると20年以上続けています。転職を決意したのも、ずっと現場で検査業務に取り組んでいたいという理由からで、『山根鉄構建設』はその想いを叶えられる職場でした。鉄骨においては超音波検査が主流で、これは非破壊検査に長年携わってきた私のキャリアともマッチします。入社してわかった魅力もあり、それは検査を「非生産部門」と見ず、製品づくりの一員として対等に扱ってもらえることです。品質を守る大切な存在として、品質保証・品質管理・検査のすべてに関わり、主体的に行動できるので日々が非常に充実しています。また、個人的に夜遅くまで働くことができない体質で悩んでいたのですが、その特性を受け入れてくれ、朝早い時間に勤務時間をずらしてもらえたことには感謝しかありません。社員のことを大事にしてくれるからこそ、会社のために一生懸命になれます。
ものづくりに欠かせない一員として検査業務に取り組める。モチベーションが尽きない職場。
この仕事は毎日同じように見えて、実は毎日違う発見があります。超音波検査は病院のエコー検査と同じ仕組みの装置を用いて、音の反射を利用して内部の傷や空洞を探っていくのですが、そこから見えてくる課題をどう解決していくのか考えるのが面白いです。たとえば、新人が溶接をしたあとに検査をして、一層目のクレーター処理が甘いなど癖や苦手な部分を伝えながら指導をして成長を助けています。また、よくある失敗を写真付きでまとめた資料を作成し、実習生のために中国語やベトナム語にも翻訳して配布したこともありました。そういう積み重ねで品質は上がっていきますし、自分の関わりが成果になって返ってくれば本当にうれしいです。声をかけ続けることで不具合が減り工場全体が良い方向に動いていけば、「いてよかった」と心から思えます。
いま興味を持っているのは、生産工程の自動化です。現状ではベテランの技術に頼っている部分も多いため、どうすれば経験が浅い社員でも同じ品質に近づけられるかを考えています。例をあげれば、施工する位置に印をつけるマーキング作業を自動化するため、ロボットを導入できないか、プロジェクションマッピングで位置を投影できないかなど、前職での経験も踏まえながらさまざまな構想を練っています。日々会社のことに真剣になれるのも、主体性を尊重してくれる社風があってこそ。「やってみたい」と言えば否定されず、資格取得も会社が支援してくれます。私自身も入社後すぐに、溶接管理技術者1級と建築鉄骨製品検査技術者を取らせてもらいました。転職を迷っている方がいらっしゃるなら、当社には技術者として成長できる環境が整っていると自信を持ってお伝えしたいですね。
入社:2025年