私が勤める介護施設はるかは、主に、利用者様が再び在宅生活を送れるよう支援する老健施設です。仕事をしていてやりがいを感じるのは、利用者様がリハビリを頑張って可能な生活動作を増やし、よりご自身らしく過ごされている姿を見るときです。私たちの手を借りながらも、利用者様ご自身が前向きにリハビリに励み、心身ともに回復してご自宅での生活に復帰されたときは、これが老健の在り方なんだなと喜びを感じます。もちろん、利用者様の体調は日によって異なることもあるので、できることとできないことは変化しやすいものです。その中でも、利用者様の意欲や能力を高めるサポートを引き続き心がけていきたいです。
利用者様のいきいきとした姿に、喜びを感じる仕事です。
目指すのは、利用者様のご自身らしい暮らしの実現。
職場全体で新人スタッフをサポート。教育担当を中心に、成長を見守っています。
当法人では、新人から見て勤続年数が近い「プリセプター」と呼ばれる先輩を中心に、職場全体で新人スタッフを育て上げる体制が整っています。各施設、時期や人員によって異なる場合もありますが、基本的には入社2年目のスタッフがプリセプターとして新人さんをフォローしています。経験年数が近いからこそ共感できる、疑問や不安に寄り添った指導をしています。シフト制勤務のため、プリセプターと出勤日が合わないときもありますが、周囲の先輩たちにも指導状況や業務の理解度が共有される仕組みができているため、迷ったときはどの先輩を頼っても大丈夫です。異業種出身、介護業務未経験で入社した人も業務を通して着実にスキルを身につけていける環境です。新人さんには、安心して挑戦してほしいなと思います。
上司や先輩が与えてくれる気づきのおかげで、自らの介護の可能性が広がる。
介助業務をする上で、新たなアプローチに気づかせてくれるのが上司や先輩たちです。以前、足を動かすのが難しい利用者様の車いすからベッドへの移乗に悩んでいたとき、上司がアドバイスしてくれたのは「スライディングボード」の使用でした。スライディングボードとは、利用者様をボード上に滑らせて移乗させる板状の福祉用具です。はじめて使用するツールでしたが、上司が介助を実演してくれたり、私が介助する様子をチェックしてくれたりした上で、実際に業務で使用するかどうかを選ばせてくれたので安心でした。新たな方法を取り入れて挑戦する機会があっても、一人で進めていくのは不安なものです。一緒に同じ方向を向いて、何に悩み、どう改善するかまで見守ってくれる環境が、当施設の働きやすさにつながっていると実感しています。
介護職員
2021年入社