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by ヴィラ・プランタン

Interview 先輩たちが語る
ヴィラ・プランタン

ゲスト様と一緒に過ごした時間は、私の心の中でずっと生きています。

2015年6月入社 ヴィラ・プランタン せとうち

介護職員 N・Hさん
PROFILE

母が介護士だったことや、幼いころから曾祖母・祖母と一緒に住んでいたことから、自然と介護の道へ。高校生で介護福祉士の資格を取得後、専門学校でリハビリについて学び、24歳のときにヴィラ・プランタン せとうちに入社。将来は現場を大切にしながら、スタッフの働きやすさとスキルアップの支援にも力を入れていこうと考えている。

家族のように温かく、ホテルのように上質な介護を届けたい。

家族のように温かく、ホテルのように上質な介護を届けたい。

ヴィラ・プランタン せとうちを選んだ決め手は、見学時のスタッフの対応に、介護職員としてのレベルの高さを感じたからです。「ワンランク上の介護」という理念を掲げていると聞いたとき、私も介護職員として高みを目指していきたいと思いました。利用料は少々高めですが、より良いサービスを求めて来てくださっている方々の期待に応えていこうとスタッフ一丸で取り組んでいます。ゲスト様とは地元の話をしたり、男性だからかおばあちゃん世代の方からは「お兄ちゃん、ちょっと手をつないでよ」なんて言われたりすることもあります。老いていくということは、子どもに戻っていくことに近いなと感じていて、みなさん本当に純粋です。手を握ること一つとっても、やっぱり人の相手は人じゃないとできませんから、丁寧に朗らかに、家族のような気持ちで接していきたいと考えています。

実は支えてもらっている。そう感じる瞬間がたくさんあります。

実は支えてもらっている。そう感じる瞬間がたくさんあります。

先日お休みをもらい髪の毛を切って出勤すると、普段ならご飯を食べたことも忘れてしまう方が「先生、髪の毛切ったね」と、2日前の私の髪型を覚えていてくださったことには驚きました。また、数年ほど前、仕事に行き詰まり、涙を拭いながら夜勤をしていたときにも、普段はあまり声を出されない方が「いつもすみません、ありがとう」と声をかけてくださることがありました。「なんでこのタイミングでこんなにうれしい言葉をかけてくださるんだろう。また、頑張ろう」と励まされましたね。お世話をしているとこちらが「見てあげている」といった感覚になりやすいのですが、実はゲスト様の方が私たちのことをよく見てくださっています。「この前は顔色が悪かったよ、大丈夫?無理しちゃいけんよ」と、何日か前の表情なども見て気づかってくださいます。そういった節々でいただく優しい言葉に、実はこちらが助けていただいているんですよね。

思い出が増えていくたびに、心が彩られていきます。

思い出が増えていくたびに、心が彩られていきます。

この3年間で多くの出会いと別れを経験し、その一つひとつが成長のきっかけとなり、心が豊かになってきたと感じます。昨年の12月、4階にご夫婦で入居されていたご主人様が突然亡くなられました。お二人がいるといつも食事はにぎやかで、私たちも明るい気持ちになれていたのですが、その日以降ふっと火が消えたように奥様が静かになられ、私の心もぽっかり穴があいたような気分でした。「もっとできることがあったんじゃないか」という気持ちは看取りをするたびに募っていきますが、その悔しさは次第に「他の人にはもっとこうしてあげよう」という新たな目標に変わっていきます。なにかのきっかけでその方を思い出し、「そういえば昔こんな話をしたな」と思うと温かい気持ちになります。今はもう会えなくても、ここで関わった時間は確かにあって、多くの方との思い出をつくれる。この仕事はやっぱり素敵だなと身に染みて感じています。

Pointここがポイント
経験が財産になる。

仕事をしていればうれしい瞬間も悔しい気持ちを感じることもありますが、時が経つと「あの経験があったから、今これができているんだな」と感じる日が来ます。やはり、経験したことは無駄にはなりません。辛いときは、楽しかった思い出を振り返ると頑張ることができます。何事もやってみなければわかりませんから、まずは飛び込んでみて経験していくことが大切です。

N・Hさんと…

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