私が働いている職員食堂の現場では、下は幼稚園生、上は中学生までと子育てをしながら働いている方も多数在籍しています。
そのような方にも働きやすい職場なのは、職員食堂は一般的な飲食店と違って、土日が休みですし、平日については決められた時間内での勤務で午後の早い時間帯には退勤となるので、育児との両立がしやすい環境ということが挙げられると思います。
仕事と育児を両立している方がたくさんいます
職員食堂 店長(調理師)
一緒に働いている仲間が、育児経験者だから思いやれる。
近隣から通われている方も多く、同じ小・中学校に子供を通わせている場合は授業参観等の日程が重なってしまったりすることもありますが、そういった場合も皆お互い様だからと、人数が足りない日に他のスタッフがフォローして入ったりなど自然と協力し合うんです。
また、それでも難しい場合は本社からの応援体制も整っており、子供を持つパートさんへの理解がある会社だと私自身感じています。
一番大切なのはコミュニケーション。お客様とも、同僚とも。
現在、私は役所内レストラン(職員食堂)の店長職にありますが、職場のみんなが楽しく仕事に取り組めるような、そんな雰囲気作りを大切にしています。
お昼のピーク時には配膳、調理、洗いもの等業務が集中し忙しくなりますが、そんな中でもスタッフ全員が余裕を持って仕事をする為に、経験の多いスタッフが全体を見ながら、業務が遅れているポジションのフォローに積極的に入ります。そうやって一人に負荷がかからないようにすることで、現場が円滑に回るようになり、最終的に良い雰囲気をもたらします。
こういう環境で一緒に働いていると、スタッフ同士の信頼関係が出来上がり、自然とコミュニケーションも生まれます。そこからスタッフ個々の悩みを聞いたり、お客様の声を漏らすことなく確認出来たりと食堂運営に役立てています。
また、役所の方の声や要望も大切にしています。例えば、地元の栄養士を目指す学生さんが作ったメニューを取り入れたり、地元の観光名所をモチーフにした料理でコラボレーションをする等、地域活性に繋がるような活動も行っています。こちらのイベントは地元の一般のお客様からも大変ご好評を頂きました。