スタッフインタビュー詳細

以前は専業主婦でしたが、子どもが保育園に上がったのを機に「手に職をつけたい」と思い、ホームヘルパー2級を取得していました。ただ富田会に入職した当時は、住宅型有料老人ホーム『エンゼルパーク』で事務をしており、介護業務には携わっていなかったんです。しかし介護スタッフが利用者様と接する姿を目にするうちに、「手伝いたい」という思いが芽生え、資格を生かして介護業務にも携わらせていただくことになりました。
『ハッピーガーデン』の開所にあたり、主任の役職に就くことを打診されたのが3年前。まだまだ経験不足だと思っていたため不安も感じましたが、上司と話し合う中で「必ず助けます」と心強い言葉をいただき、決意が固まりました。実際に開所してからは、いつでも力を貸してくれる明るいスタッフにも恵まれ、大きな苦労なく今日まで来ています。管理職になったことで、思いやりや協力の精神を改めて教えられました。

『ハッピーガーデン』では、10代から70代のスタッフが活躍中です。私は主任として、介護業務のかたわらスタッフに業務を割り振り、カンファレンスにも参加しています。カンファレンスとは、看護師・ケアマネージャー・介護士・リハビリスタッフがさまざまな角度から意見を出し合い、利用者様の介護プランについて話し合うこと。カンファレンス以外でも、何かあれば医療やリハビリのスタッフと意見を交わし、最善を尽くしています。
高齢である利用者様は、転倒や体調悪化などのリスクを常に抱えているため、何事もなく1日を終えるのは簡単なことではありません。それでも利用者様の平穏な毎日を1日1日確実に守り、第二の我が家のような安心感を提供することが私たちの目標です。
以前、一時入院中の利用者様が「ハッピーガーデンに帰りたい」と言ってくださったことがありました。我が家と同じくらい恋しく思っていただけたことがありがたく、介護のよろこびを再認識した出来事でした。

当施設は富田病院から歩いてすぐ。24時間体制の病院が近くにあると、利用者様やご家族様はもちろんのこと、私たちスタッフも安心です。富田病院には利用者様の主治医もいますしカルテもありますので、もしものときも混乱せず対応を要請できます。また、医療やリハビリの知識が身に付くのも、病院を母体とする富田会ならではの魅力。利用者様の疾患に応じた勉強会のほか、毎月行われるミーティングでは理学療法士や福祉用具会社の方を講師に招いています。私自身もこの環境を生かし、各分野の専門家に積極的に質問をして、知識を深めているところです。そうして得た知識もスタッフにも共有し、より良い施設にしていきたいですね。
介護に興味のある方は、見学だけでもお気軽におこしください。一日を通してでも、少しのぞくだけでもかまいません。年代・経験関係なく、スタッフみんなで声かけをしながら教えていく自信がありますので、初めての方でも大歓迎ですよ！