スタッフインタビュー詳細

地域に信頼され、選ばれる法人を一緒につくりましょう。

高幣貞宏
在宅サービス とみたの家
1996年入職
時代に求められる在宅介護をケアマネージャーとして支えています。

自動車会社で新車販売の営業を3年間経験したのち、縁あって富田病院の院長にお誘いいただきました。入職当初の仕事は、岩出市より委託されていた在宅介護支援センターでの相談員。周りが有資格者ばかりの中、私は経験も資格もありませんでしたので、早く資格を取ろうと必死だったのを覚えています。
2000年に介護保険制度が施行されると、利用者様が自由に契約を結んで介護サービスを受けられるようになり、介護プランを作成するケアマネージャーという職種が生まれました。以降は私もケアマネージャーとして、地域の在宅介護を支えています。
近年、政府は在宅での介護・看護を推進しています。高齢者の方からも「最期は我が家がいい」という声が多く、在宅介護は国からも利用者様からも求められる事業です。今後ますます必要とされる事業に携わるやりがいを、日々感じながら働いています。

利用者様の暮らしが良くなっていくのを見るとうれしいですね。

私たちの仕事は、日々の生活に悩みを抱える要介護者と、そのご家族をサポートすること。ケアマネージャーを中心に、医師・看護師・介護士などでチームを構成し、生活の質向上を目指しています。まずは親身に相談に乗り、専門職の立場から課題を分析。スタッフだけでなく利用者様・ご家族様と一緒になって、介護の方向性を考える毎日です。
介護プランが実現されて数ヶ月経つと、利用者様とご家族様の生活は目に見えて良くなります。「ヘルパーさんが来てくれて不安がなくなった」「手すりが付いてラクになった」というお声をいただいたり、引きこもっていた方が外出できるようになり、明るさを取り戻したり…。中でも印象に残っているのが、頑なだった男性利用者様の変化です。対応に苦労しながらも親身に接した結果、我々の思いが通じ、亡くなる前には「ありがとう」と言ってくださいました。感謝の言葉や利用者様の変化が励みとなり、私たちは日々頑張れています。

この職場を選んでくれたスタッフに、長く楽しく続けてほしい。

私はスタッフに、まずは楽しく働いてほしいと思っているんです。もちろんスキルも必要ですが、スタッフの気持ちは利用者様に大きく影響するもの。信頼関係を築くには、スタッフが楽しんで接する必要があるのです。それに、数ある職場から選んでいただいた以上、長く笑顔で続けてほしいですからね。より働きやすい職場にするため、私も管理職として努力している次第です。スタッフと接する際は、私の意見を押し付けるのではなく、相手の話をよく聞いて意見を交換する姿勢を大切にしています。また、法人の経営方針を伝えるときは、上層部の考えを分かりやすく噛みくだくよう工夫していますね。現場で課題が見つかった場合は、ときにはほかの管理職とも話し合いながら改善に努めています。あなたも入職後に困ったことがあれば、なんでも相談してくださいね。
富田会は資格取得支援と奨学金制度があり、一から成長できる環境です。未経験でも、学歴に自信がなくてもかまいません。地域の方々に信頼され、選ばれる法人をともにつくりましょう。

経歴
大学卒業後、自動車会社での営業を経て富田会に入職。在宅介護の相談員に従事し、介護保険制度施行後はケアマネージャーを務める。現在は所長として、人事・経理・総務も担当。

一覧ページへ