スタッフインタビュー詳細

スリーエスフーズの仕事は、みんなと一緒にゴールへ向かうこと。

中澤 佳汰
食パン課 仕込み担当
2015年入社
生地と向き合い腕を磨き続ける。そんな班長や先輩たちのようになりたい。

学校の工場見学やテレビでライン作業を見て、モノを作る仕事って面白そうだなと思っていました。スリーエスフーズへ入社したのは、自宅からの通いやすさや元々興味のあった製造の仕事であったことが大きかったです。入社してからは、ずっと食パン課で仕込み作業を担当しています。仕込みは材料の計量や補充、生地の調整が主な仕事です。原料を混ぜる、こねるといった作業はほとんどが機械化されており、時間や回数は自動設定されています。ですが、その日の気温や湿度により生地の仕上がりが変わってくるため、最終的には生地を触って弾力などを確認しながら微調整を行っています。レシピやマニュアルがあるので作業内容はすぐに覚えられましたが、実践となると先輩と同じようにとはいきませんでした。実際に入社から5年経った今でも、調整に時間がかかることもあります。どんな状況でも、仕上がりの良い生地を作る班長や先輩たちは本当にすごいと思いますし、先輩たちのようになることが今の私の目標です。少しずつですが、最近では「いい生地できてるね」とか「スムーズに進むようになったね」と声を掛けられることも増えてきました。みんなが自分の成長を評価し、一緒になって喜んでくれることはとても嬉しいです。そうした周りの声かけが自信にもつながっていますし、もっと頑張ろうと思える活力にもなっています。

一つのパンを作るには技術と経験、そして周りとのコミュニケーションが不可欠でした。

ヤマザキのパンは子どものころから大好きで、今はなくなってしまったのですが特にサクリスタンという商品をよく食べていました。食べる側から製造者の立場になり、どんなパンも想像以上に時間と手間をかけて作られていることや、製造職と聞くと個々でモクモクと作業を進めるイメージが強かったのですが、まったく違っていて驚きました。さまざまな工程があり大人数で製造にあたっている分、当社ではみんなが声をかけ合ったりサポートに入ったりしています。商品を作ることは決して一人ではできず、周りとのコミュニケーションや連携がなくては成り立たないものだと当社が教えてくれました。私ももっと周囲に目を配れるようになり、先輩たちと一緒に後輩を支えられるよう技術や知識の幅をさらに広げていきたいです。当社には資格取得のサポートがあり、製品開発室の方が半年もの間、1ヵ月に一度、筆記や実技試験の指導・解説をしてくれます。おかげで私も入社してから2級の資格を取得しました。気力や前向きな気持ちがあれば、パンの製造経験がなくてもしっかり活躍できますしスキルアップもできます。会社全体でバックアップしてくれる環境なので、それぞれに成長を感じていただけるはずですよ。

一覧ページへ