スタッフインタビュー詳細

身につけたスキルを生かして、新たなチャレンジを目指す!

桜庭
食品物流部門
2009年入社
小さなきっかけから生まれた、大きな一歩。新しい部門の起ち上げから早10年。

私は大洋ロジスティックパートナーに勤務する前も、アパレル商品を取り扱う会社の物流センターで勤務していました。こちらに来たのは、すでに勤務していた知人から誘いを受けたのがきっかけです。その方は私が前職を辞めて仕事を探していたのもご存知だったので「まだ自分も入社して間もないからなんとも言えないけど」と前置きした上で声をかけてくれました。
入社した当時は現在の抹茶やお菓子を取り扱う食品部門ではなく、パーツセンターにて勤務していました。部品の荷受け、出庫、出荷などセンター業務を1年半ほど経験し、食品部門が起ち上がるタイミングでこちらに移ってきました。その時はパーツセンターからこちらに来たときは紺色の作業服が白衣に変わるだけでも戸惑いがありました。

現在は、抹茶の小分けと、出荷。そのほかではティーバッグへ茶葉の袋詰め作業、シールの添付、商品の箱詰め作業などに携わっています。当社では、お客様から受注した商品を梱包して配送した後、店頭に並べられるところまできっちり仕上げるので作業は非常に多岐にわたります。
難しいのは抹茶の小分け作業です。茶葉と違って粉末なので、空気が入らないように袋を閉じる時がいちばん気を遣います。消費者の方はなかなか意識されることはないかもしれませんが、お店でお茶のパックを手に取ったとき、余分な空気が入っている商品に出会うことはまずないと思います。そこに作業者の手が加わって真空状態になっているという実感は、私もこの仕事をしてみてはじめて分かりました。

性別、年齢、雇用形態を超えて一人ひとりがやりがいを感じられる職場環境の実現。

私は会社の立ち上げとほぼ同じ時期に入社してきたので、仕事を教わるというよりは、社長も含めみんなで悩みながら作った手順や方法を、後から入ってきた人に教えることのほうが多かったです。今もスタッフの年齢は幅広いほうですが、当時も10代のアルバイトから自分より年齢が上の60代のパートさんまでいらっしゃったので、仕事の伝え方ひとつ取っても苦労しました。ただそれだけ世代が開いていると、中には小さな子どもを抱えながら働いているスタッフもいて、その点50代、60代のパートさんは積極的に協力してくれました。それが今も受け継がれているのは当社の魅力かなと思います。子どもの体調不良や学校行事際にお休みできる環境は、女性には本当に有難いです。

ここのパートさんは自分の部署の業務しかできないということがないので、どこかの部署が困っていれば別の部署から応援がありますし、むしろそういう時の方が「やるしかない」と一致団結できるのも女性が多い職場ならではだと思います。何日も持ち越すような仕事はありませんし、どんなに長くてもその日の中で社長が「ここまで」というコントロールもしてくれるので、みんなで達成するやりがいもあります。

私は今パートとして勤務していますが、どうしてパートとして10年も年勤続できたのだろうと考えると、いろんな仕事をさせてもらえたからかなと思います。今日はこれ、明日はこれといったように仕事に変化があるほうが自分の性に合っているのだと思います。入社して10年が経ち、現場の作業はほとんどできるようになってきたので、今後はパソコンを使った業務や企画、仕入れなどにも携わっていきたいと考えています。

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