スタッフインタビュー詳細

前職の病院はやりがいはあったのですが業務量が多く、患者様と向き合う時間をなかなかつくれませんでした。もっと寄り添える看護がしたいと転職先を考え、たどりついたのが「角谷リハビリテーション病院」での勤務です。当院は以前の環境と比べると非常に余裕があり、忙しい中でも少しだけなら時間をつくれます。たとえば、患者様から外の景色が見たいというご要望があれば、院内で風景がよく見えるところまでお連れすることも可能です。コミュニケーションを取る機会も多いので、お話をお聞きしたり、私の趣味でもある温泉巡りの話題で一緒に盛り上がったりしながら楽しい時間を過ごしています。当院で働いてから名前を覚えていただけることが増えましたし、本音でお話をしてくださるときは距離が縮まったのだと感じられてうれしくなりますね。特に同僚や師長伝いに患者様がほめてくださっていたと聞くと、明日もがんばろうという気持ちになります。

『社会医療法人スミヤ』では、多職種協働という考えがあり、医師や看護師、理学療法士・作業療法士、医療ソーシャルワーカーが協力してひとりの患者様の治療に取り組みます。そのため、職種間を問わず職員同士のコミュニケーションが盛んです。密に連携を取りながら、次の方針を模索していく一連の流れは入職当初とても新鮮でした。チームのすごさを感じたのは、介助量が多くご自宅への退院が困難に思われたある患者様へのリハビリテーションで、歩行練習やトイレ動作の練習の方法について考えたり、モチベーションを引き出すためにご家族様との面談の機会を増やしたりと、全員でさまざまなアプローチを試していったことで、5ヵ月後に無事に退院されました。みんなで力を合わせた結果だからこそ達成感も大きかったですね。これからもチームワークを大切にして、すべての患者様の笑顔をつくれるようにがんばります。