スタッフインタビュー詳細

未経験からはじめた看護助手の仕事。今思うことは、「もっと早くはじめたらよかった!」。

森井初味
看護助手
2018年入職
資格や経験がなくても成長できる環境です。

原病院に入職するまで、看護の仕事はまったくの未経験でした。これまでさまざまな仕事を経験しましたが、訪問歯科のコーディネーターをしていた頃の経験が、看護助手を志すきっかけになっています。当時、歯科衛生士さんを施設や病院にご案内していた関係で、医療や福祉の現場を訪れて患者様とふれあう機会が多くありました。その中で、「看護の仕事って楽しそう、やってみたい!」と思ったんです。原病院の募集をみつけて応募し、看護部長とお会いしたときに、優しそうで感じの良い方だと思いました。初めての仕事で不安もありましたが、看護部長の人柄に惹かれて入職を決めたかたちです。

入職してから数週間は先輩の業務内容を見て覚え、その後は現場で体位交換とオムツ交換を徐々に教えてもらいました。教育係の先輩からマンツーマンで指導を受け、1人で業務できるようになったのは3ヶ月ほど経ってからです。一人立ちしてからもわからないことがあったときはその都度質問をするのですが、上司や教育係の先輩だけでなく、どの先輩も親切に教えてくださいます。質問しやすい雰囲気なので安心です。
現在の仕事内容は、食事介助、オムツ交換、入浴介助、ベッドバス(ベッドで体を拭き、着替えをすること)がメイン。はじめるときは勇気がいりましたが、実際に看護助手の仕事をしてみて、患者様に「ありがとう」と言っていただけることや、気持ち良く過ごしてもらえることがうれしくて、もっと早くはじめたらよかった!と思うくらい楽しいです。

思うように動けない中でも、できるだけ過ごしやすい毎日を。

今私が心がけているのは、患者様に負担がかからない介助をすること。体が硬い患者様でもオムツ交換では足を開いてもらわなくてはいけませんが、なるべく痛くないように、こちらの都合で無理な動きをさせてしまわないように、先輩にアドバイスをもらいながら気を付けて介助をしています。
患者様の中には、動けない方も多くいらっしゃいます。あるときそんな患者様から「体を起こしてほしい」と頼まれたことがありました。しかし病状を考えると体を起こすことはできず、まもなくしてその患者様は亡くなられてしまったんです。最期の望みを叶えてさしあげたかったという思いと、体を起こすわけにはいかなかったという葛藤があり、入職してから最も印象に残っている出来事です。
患者様の思いをすべて叶えることはできませんが、動けない中でも毎日過ごしやすいように補助するのが私たちの仕事ですので、これからも頑張って患者様に向き合っていきたいです。

居心地の良い職場で、あなたもチャレンジしませんか。

未経験の仕事に挑戦することは、不安でしたし勇気もいりました。実際面接でも、「やってみないとできるかどうかわかりません」と正直な気持ちをお話ししています。私の場合は夜勤の仕事も未経験だったため、夜勤ができるかどうかも不安要素の一つでした。
しかし始めてみるととても居心地の良い職場で、今も楽しく続けられています。職員同士は仲が良くワイワイとした雰囲気です。仕事中はしっかり集中して取り組みますが、休憩時間やオムツ交換が終わったあとなどのちょっとした時間は、和やかに話しています。介助は基本的に看護師さんと2人1組で行うので分からないことはすぐ教えてもらえますし、優しい先輩が多く関係性も良いので心強いです。
心配だった夜勤も、今では月に4回、しんどいながらも頑張れています。

私は今、看護助手の仕事にチャレンジして良かったと思っています。やる気さえあれば未経験の方でも頑張れると思うので、迷っている方はぜひチャレンジしてほしいですね。お休みが取りやすく、残業もほとんどありませんし、お子さんのいる方でも活躍できます。
今後の目標は、患者様にも一緒に働く職員にも気配りのできる看護助手になること。あなたも一緒にがんばりましょう!

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