「そうごうケアホーム西賀茂」は、認知症の方が共同生活を送るグループホームです。入居者様の「第二の家」として、ご自宅と同じように、その方らしく過ごしていただくことをモットーに、職員一同笑顔を絶やさず介護しています。グループホームの魅力は、入居者様のペースに合わせて介助できるところ。食事や入浴もある程度時間は決まっていますが、絶対ではなく、レクリエーションも1人はカラオケ、1人は散歩…というように、みなさん自由に過ごしています。また、地域とのつながりも魅力のひとつ。地域の集会に場所を提供するほか、子ども駆け込み110番にも協力し、ご近所さんが「ちょっと雨宿りさせて」と訪ねてくる温かな施設です。
職員が不安なく、グループホームの仕事を楽しめるように。
子どものころ、両親が共働きで祖父母に世話をしてもらっていました。そのため高齢者が好きでしたし、祖父母がもし介護が必要になったとき、恩返しできるスキルを身につけたくて介護の道に進みました。総合ケアに入社したきっかけは、尊敬する先輩の紹介です。先輩は2つ前の職場からずっと一緒で、介護を一から教えてくれた恩人。心から利用者様を思い、おじいちゃん・おばあちゃんのためだけに働く、とても魅力的な方です。縁あって入社した総合ケアは、社長のやさしい人柄のせいか、ゆったりした会社だと感じました。現在、先輩は「そうごうケアホーム下鴨」で、私はこちらで、互いに管理者として頑張っています。
「そうごうケアホーム西賀茂」には、基本的に残業がありません。もし勤務時間内に仕事が終わらなくても、交替の職員に申し送りをして、仕事を引き継いでいるからです。また、管理者がいつまでも残業をしていると職員も帰りづらいと思うので、私自身が率先して仕事を終わらせ、できるだけ定時の18時で帰るようにしています。たまに会議で残業が発生するときは、予定を立てやすいよう、1ヶ月前には告知しますね。家事や子育て、お孫さんの世話など、家庭の用事を抱える職員が多い施設ですから、これからも時間通りに帰れるよう配慮する考えです。
おじいちゃん・おばあちゃんが好きであれば、未経験でも大丈夫です。単独で夜勤ができるようになるまでの1~3ヶ月間、私や先輩職員、もしくはケアマネジャーが付いて教えます。まずは入浴や食事の介助より、コミュニケーションを取ることから。認知症の症状は十人十色なので、入居者様の特徴を一人ひとり教えます。ひとり立ちしてからも、重度の入居者様の介助が不安なときは、いつでも私を呼んでほしいです。また、私は職員に「家にモヤモヤした気持ちを持って帰らんといて」とよく言っています。些細な不安も、ちょっとした愚痴も、すべて私に話してほしいですね。施設の魅力を感じて、長く楽しく一緒に働けるように、施設長としてしっかりサポートします。
2019年入社