勤務地 給与 maru
SBパワー 営業部 営業1課

新電力の運営を一元サポート
電力自由化の最前線で培う、実践的キャリア

企画営業

正社員

2022年入社

営業部 営業1課(取材時)

T.I

インタビュー

「事業者を支える側」に回ることで見えた、電力業界の新しい可能性

以前のキャリアは不動産業界での地権者交渉や再開発事業のサポートからキャリアをスタートし、その後は電力小売事業者にて代理店営業や低圧電力部門の営業企画、需給管理、販売施策の立案などに従事していました。しかし、当時在籍していた会社が会社更生法の適用を受けて内部整理などを経験し、それが大きな転機となりました。業界の成長性を肌で感じる一方で、市場変動の影響を直接受けるリスクの高さを痛感しました。

そのような中、かつての同僚から『SBパワーで新しい挑戦をしてみないか』と声をかけてもらいました。電力小売大手として親会社の安定した基盤を持ちつつ、BPOという切り口で、他の新電力事業者を支援する。そのビジネスモデルに将来性を感じました。業界全体を底上げする立ち位置で働けることが、自身のキャリアを一段広げる好機だと感じ、入社を決めました。

BPOを通じて「電力事業者の経営基盤」を支援する

現在は、他の電力小売事業者に対してBPOサービスを提案・提供する業務に携わっています。具体的には需給管理代行や電源の卸提供、CS業務の受託、さらには自社開発システムの販売など、事業者のオペレーション全般を支援するソリューションを提供しています。

需給管理は30分値単位での精緻な予測と調整が求められるため、事業者にとってはコスト構造に直結する重要領域です。私たちはその領域を受託することで、事業者が経営リソースをコア業務に集中できるというメリットを提供しています。電力市場は制度変更やJEPX(日本卸電力取引所)の価格変動など、外部環境の影響を受けやすい業界です。そのため、市場動向を常にキャッチアップし、柔軟に提案内容を更新していく必要があります。お客様から「あなたのおかげで事業運営がスムーズになった」と直接お言葉をいただける瞬間が、最も大きなやりがいです。

制度・仕組みを活用しながら、電力業界で「マルチプレイヤー」を目指す

営業活動の中では、契約しているレンタルオフィスや貸会議室を全国どこでも利用できるなど、柔軟な働き方を支える制度に助けられています。特に対外折衝の多い業務においては、こうした環境があることで即応性が高まり、提案のスピードを維持できています。福利厚生や制度面の整備が行き届いていることは、大手グループならではの強みだと感じています。

今後は営業の枠にとどまらず、需給管理や調達、システム開発といった他領域の業務にも踏み込み、業界を俯瞰できるマルチプレイヤーとして成長していきたいです。電力自由化以降、プレイヤーやスキームの数が増え、ますます複雑化する業界ですが、だからこそ自らの専門性を広げ、将来的には“事業者を支える仕組みづくり”に貢献できる人材を目指しています。
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