勤務地 給与 maru
SBパワー 電力マネジメント部 需給企画課(取材時)

自由度の高い業界へ挑戦
電力システムの世界で、リスクマネジメントの最前線に挑む

企画

正社員

2025年入社

電力マネジメント部 需給企画課(取材時)

N.I

インタビュー

専門性の高いチーム、先進的な取り組みに惹かれ入社

新卒で入社した一般送配電事業者では、電力系統の運用監視や需給運用業務に携わり、その後は制度改正に伴う業務設計や行政機関との調整を担当してきました。電力自由化の流れの中で制度の在り方を議論し、現場と行政をつなぐ役割を担えたことは大きな経験となりましたが、一方で「規制部門」という性質上、国の方針に従わざるを得ない局面も多く、自らの意思で制度や事業を動かす難しさを痛感しました。そこで、より主体的に意思決定できる環境を求め、小売・発電といった自由度の高い分野への転職を決意しました。

その中でもSBパワーは、AIを活用した収益改善や金融工学を用いた高度なリスク管理など、先進的な取り組みを進めており、業界の中でも一歩先を行く企業だと感じ、強く惹かれました。小規模ながら専門性の高いチームで挑戦できることが、入社を決めた大きな理由になりました。

数値が示す答えを武器に、電力リスクと向き合う

現在は需給企画課に所属し、電力・燃料価格の分析、調達原価の管理、さらに価格変動が営業利益に与える影響の評価など、リスクマネジメント全般を担っています。市場価格の変動は事業の収益性を大きく左右するため、日々の分析は経営判断に直結する極めて重要な業務です。

業務を進めるうえで大切にしているのは、分からない点を曖昧なままにせず、恥を忍んででも周囲に確認する姿勢。そして、チーム全体の協調性と、自ら主体的に提案していく積極性です。とりわけ、仮説を立て、それを数値で裏付けられた瞬間や、分析によって未知の因果関係を明らかにできたときに大きなやりがいを感じます。データと理論をもとに市場リスクを可視化することは、単なる数値管理にとどまらず、事業の競争力を根底から支える重要な要素だと実感しています。

学びを深め、電力ビジネスの新たな地平を切り拓く

SBパワーの働きやすさを支えているのは、挑戦を後押しする風土と、日々の業務を支える制度面の充実です。社員食堂はメニューのバリエーションも豊かで、日常的に利用することで良い気分転換にもなっています。また、業務においても各自の裁量が大きく、経験や専門性を生かし、主体的に意思決定に関わることができます。

今後の目標は、より高度な数値分析能力を磨き、金融工学やAI解析の活用範囲を広げていくことです。電力市場は制度変更や国際エネルギー動向に強く影響を受けるため、不確実性が常に伴います。その中でリスクを定量化し、安定した事業運営を支えることは、自分にとってのやりがいであると同時に、社会的な使命でもあると考えています。培ってきた経験を土台に、電力小売の新たな可能性を切り拓く存在を目指しています。
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