スタッフインタビュー詳細

親戚に子どもが生まれたときに子育ての大変な話を聞きましたが、同時に、子どもの成長を見られる喜びも伝わってきて、将来子どもと関わる仕事がしたいと思い、保育士を目指しました。保育の短大に通うようになり、実習でお世話になったのが、さいわいこども園でした。その際に、先生方の雰囲気の良さや、子どもたちが楽しそうに活動している姿がいいなと思い入職を決めました。給食がおいしかったのも決め手です。入職後は5歳児クラスを担当することに。2年目の今も5歳児クラスを担当しています。最年長クラスなので行事に関する活動や自分たちで作っていく機会が多く忙しいですが、楽しくもあります。運動会は4歳の終わりごろから練習がスタート。運動会に向けての手紙を子どもたち自身がポスティングすることもあります。本当は先生である私が子どもたちに教える立場なのですが、当時新卒の私にとっては全部が初めてで、子どもたちに教えてもらう場面が多かったです。また、別のクラスを担当する同期に相談するときもあります。

5歳児はできることが増えてきて、新しい学習も進んでいきます。ひらがなが読めるようになるなど、学んだ内容が生活の中に取り入れられている姿を垣間見ると、うれしくやりがいを感じます。子どもたちと接する上では、最後まで話を聞くよう意識しています。大人はよく子どもたちに「ちょっと待って」と言ってしまいますし、私自身も最初はそうでした。しかし、ずっと子どもたちを待たせてばかりだと気づき、できるだけすぐに応えて最後まで話を聞こうと心がけるように。そこから、子どもたちは些細な話でも教えてくれるようになりました。環境面では休みが取りやすく、先生方は子どもたちにだけでなく、後輩にもやさしく声をかけてくださるので働きやすいです。昨年は入職1年目で、慣れない場面が多かった私にとっては悩む時期もありました。困ったときはペアを組んでいた先生に対応の仕方を教えてもらったり、伝え方を工夫したりして子どもたちと向き合ったところ、徐々に子どもたちも慣れてくれるようになりました。

0～2歳の乳児クラスでは、オムツ交換や食事の介助・お昼寝などがあり、昨年・今年と私が担当している5歳児クラスとは少し環境が違います。個人的には、まず3～5歳の幼児クラスでしっかり経験を積みたいなと思っています。また、目標としている先生がたくさんいて、それぞれから見習いたいところがいくつもあります。たとえば、私は子どもたちに「危ないよ！」とすぐ大きな声で注意してしまうのですが、昨年一緒に組んだ先生は静かに語りかけるように常に一定のトーンで対応しています。今ペアを組んでいる先生は、ずっと子どもたちを見ていて、小さな変化や困っている様子などにすぐ気づき小まめに会話をしています。それぞれの先生の良いところを取り入れて、保育士として成長していきたいです。また、仕事は人間関係が大事だとよく聞きますが、さいわいこども園は職員同士で声をかけ合い、関係性はとても良いです。入職したてはドキドキする場面もあると思いますが、皆がたくさん話しかけてくれたり、いろいろ教えてくれたりするので、ぜひ安心して入っていただきたいです。