私は保育園の時の担任の先生に憧れて保育者を目指しました。やさしくも厳しく、いろいろな経験をさせてくれた先生のおかげで保育園時代の思い出はとても色濃く、今でも同級生たちと話が盛り上がるくらいです。さいわいこども園は、学校の実習でお世話になったのが入職したきっかけです。その時に感じた先生たちのやさしさや温かさ、子どもたちの笑顔が印象的で、入職を希望しました。入ってからも、先生たちの雰囲気と子どもたちのかわいさは変わりません。現在は3歳児のクラスを担当して保育にあたっています。言葉を覚えた子どもたちが一生懸命お話しする姿、何でも自分でやってみようと頑張る姿がかわいらしく、「先生」「先生」と駆け寄って来てくれるだけでうれしいですね。3歳から制服を着用するので、まだ着慣れない大きめの制服でリュックを背負っている姿もいとしいです。
相談しやすい環境・働きやすい制度があるから、全力で保育に取り組めます。
子どもたちと接するうえで心がけているのは、すべてほめるということ。最初に少しでも否定してしまうと消極的になり、自分の思いを言いにくくなってしまいます。思いをため込んで本来の姿を見せられなければこども園を楽しいと思えなくなってしまうため、まずは話を聞き、失敗したとしても頑張れたことをほめて次はこうしたらいいよと伝えます。そうすると自信がつき、自己肯定感が上がると感じます。何でも自信満々に取り組む子どもたちの姿や日々の積み重ねでできることが増えていくことが、一番のやりがいです。子どもたちは一人ひとり個性が異なるため、伸ばしてあげる中で難しさを感じる場面もあります。そんなときはまず、周りの先生に相談します。前年に受け持った先生はもちろん、関わったことがない先生にも話を聞いてヒントをもらいます。先輩から声をかけてくれることも多くとても相談しやすい環境なので、ストレスなく取り組めています。
さいわいこども園は、職員全員が助け合えるところが一番の強みだと思います。制作一つにしてもお昼寝がないクラスが手伝うなど年次を越えて園全体で協力しており、先生一人の負担が少なく仕事の持ち帰りもありません。完全週休二日制なうえ希望休も取りやすく、働きやすい環境が整っていると思います。私は昨年出産して4月から復職したのですが、子どもが熱を出したときも快く送り出してくれて後日の勤務調整もすぐにしてくれるなど、とても温かくて助かっています。周りの先生たちのおかげですが、本当にいい職場です。私自身、経験を積んできましたが、遊びを運動に取り入れて身体の発達を促す分野については、まだ知識が足りないと感じます。これからは苦手分野へも理解を深め、さらに余裕を持った保育の提供が目標です。周りの先生たちと協力して子どもたちの「好き」を伸ばし、笑顔でまた明日も来たいと思ってもらえる保育園・楽しいクラスづくりをしていきたいです。
2019年入職