子どもの頃から山登りをしたり、「六甲高山植物園」に遊びに行ったりと、六甲山は、なじみのある場所でした。高校卒業後に就職すると進路を決め、絞った業界は飲食業。これは人見知りを直す目的もあり、せっかくなら観光地のような特別感のある場所で働きたいと考えて応募したのが『六甲山観光』です。
飲食業は上下関係がきびしいイメージがあったのですが、当社は年齢や社歴に関係なくフランクに話せる方ばかりで安心でした。とはいえ、すべてが初めての経験。ホール業務も最初はとても緊張したことを覚えています。慣れてくると、お客様と関係を築けることが楽しくなり、顔なじみの方もできました。プライベートでも話せるようになり、ここで働いてよかったと感じています。
また、自宅でする料理と違い、キッチン業務は段取りが重要です。同時進行で調理しながら、オーダー順にメニューを提供するのは一朝一夕ではできません。ひとりで切り盛りするまでに、1年ほどかかりました。しかし、おかげで料理が得意になり、家でも両親にパスタなどを振る舞っています。大変さがありながらも、それらを乗り越えるたび成長を感じられるので、モチベーションは上がる一方です。
人見知りを治すため、当社へ入社。一歩ずつ成長している実感があります。
なじみのある場所で、経験ゼロからスタートしました。
お客様の笑顔を自分でつくれる喜びが、仕事にあります。
配属になったのは、ホール・キッチン業務を兼ねられるお店です。自分で料理をつくって、お客様のテーブルへ運べるので、目の前で「おいしい」とおっしゃっていただけたときの感動はひとしおです。グランドメニューのほかに、1年に4回季節メニューを作成しており、その改定の際に新メニューを提案できます。自分で考案したメニューをお客様が喜んでくれたら、もっとうれしい気持ちになるはずなので、休日はカフェ巡りをしながら情報収集しています。
これまでは飲食店を利用しても、ただ食事を味わうだけでしたが、現在は使用している機材やスタッフオペレーションまで気になるようになりました。いずれは店長業務にも挑戦したいので、ホール・キッチン業務に加えて、日報・週報作成や発注業務などの事務作業にも携わっています。
仕事を通して、毎日六甲山に登ったことで、冬景色の美しさなど、あらためて、この山の魅力を知りました。素晴らしいロケーションと「やまみつカレー」をはじめとした自慢の逸品を楽しめる当店をもっと盛り上げるため、今後もできることを増やしていきます。
【ガーデンテラス部の仕事】
主な仕事は、ホール業務とキッチン業務です。ホールは平日2~3名、休日は4~5名で店内からテラス席まで対応し、オーダー取りや料理のサーブ、ドリンクづくりなどを行います。キッチンは、基本1名です。仕込みは空いた時間や夜に行います。季節メニューの改定時期には、新メニューを提案するチャンスもあります。
入社:2018年4月